原題:VIOLENT SATURDAY
監督:リチャード・フライシャー
脚本:シドニー・ボーム
出演:ヴィクター・マチュア、スティーヴン・マクナリー、J・キャロル・ネイシュ、リー・マーヴィン、リチャード・イーガン、シルヴィア・シドニー、アーネスト・ボーグナイン、トミー・ヌーナン、ブラッド・デクスター
1955年アメリカ 91分
あー参った、参った・・・昨日の金曜日は飲み過ぎじゃー・・・頭が痛いわ・・・って、財布みたらスッカラカン・・・持ち金ゼロやー・・・えっ、オレお金借りたの?・・・えーお金借りてまで飲んでもうたんか?・・・あー今日はマイナスやー・・・今日、負の土曜日・・・恐怖の土曜日・・・ぶぶ・・・
むむむ、最近なんか無理矢理なダジャレばかり連発している気がするのはわしだけ?・・・
町にやってきたセールスマンを名乗る三人・・・彼らの真の目的は町の銀行・・・三人は銀行強盗だったのだ・・・町を護るのは誰だ?・・・
-------------------------------------
はいはい、これも最近買ったBD・・・ていうか、「強迫/ロープ殺人事件」と2本セットのBDですけどね・・・
これです・・・
うんうん、まあまあでした・・・
恐怖とついているので、強盗と町の住民たちの激しい戦いが見られるのかな、と思ったらそーでもなかったです・・・
前半は町にやってきたセールスマンたちが強盗を計画する様子と町の人々のいろいろなドラマが描かれます・・・
気持ちが移りつつある妻を何とか引き留めたい金持ちの夫、自分が原因で子供が喧嘩してしまった父親、ある女性に一目惚れして、ストーカー的な行為に走る銀行員、借金に苦しむ女性、穏やかに暮らすアーミッシュ家族、などなどのドラマが強盗たちの計画と交錯しつつ、進行します・・・
わし的にはこれはどのように集約させるのか?に期待したのですが、ラストはそれほど集約させること無く、ちょいと尻つぼみ・・・中途半端な感じでした・・・
それでも、ラストの銀行強盗シーンからアーミッシュの家での、巻き込まれた家族と息子が喧嘩した問題を抱える父親との戦いはおもろいです・・・
ホテルに泊まって計画を練る強盗一味・・・凶悪な感じなんだけど、犯行前夜に眠れなかったりする・・・リー・マーヴィンが若い・・・ん、いや、そーでもないか?・・・
強盗に捕まってしまう・・・
さあ、反撃は・・・
いろいろなドラマがしっかりと終わっていないので、ちょいと消化不良・・・
これが上手くまとまったら大傑作になったかも?・・・
わし的評価は星3つ★★★
わし的には原題のバイオレント・サタデーというとこれを思い出します・・・
サム・ペキンパーの遺作・・・BD出たら買いたいですなあ・・・