前回では「勉強が嫌いだったこと」と「授業中もボケっとしていることが多く先生の話を聞いていない」ことや
テストで赤点ばかり取っているとこまで書きました。
そして、今回は引き続き、大量の赤点が見つかった時のエピソードをお話しします
最初のうちはテストで悪い点を取ったら怒られるというのが分からず正直に報告していました。
しかし、赤点取って、怒られるという経験をする度に
「それじゃぁ、怒られずに済むにはどうしたらいいのか」という悪知恵が
身についていったのでした
これでもズル賢い且つすばしっこかったのです
机の三段引き出しの一番下を空の状態にして赤点を取る度にそこに
放り込んでいったのでした。
隠すようになったのでした。何事も無かったかのように・・・
そして良い点(私の中では50点以上)だけは清々しく見せていたのです。
しかし!
月日は流れ、引き出しの中に放り込んだテストがどんどん溜まっていき、(>_<)
深みのある三段目の引き出しが満帆になってきたので無理矢理押し込んでいったのでした
ある日、お母さんは買い物から帰ってくると
「さっき同じクラスのミエちゃんのお母さんに会ったのよ。社会のテストがあったんだって?」
(あぁ、どうしよう・・・このテストすんごく悪かったんだよね・・・怒られる・・・)
「早く見せなさい」と催促され
「いま、持ってくるから待ってて」と言ってビクビクしながら渋々引き出しを開けようとしました。
そしたら
あ、あかないっ
力づくで引っ張ったが、開かないのでした
母「何やってるの?早くしなさい!」
私「だって引き出しが開かないんだもん」
お母さんが力づくで引っ張り開いた途端、引き出しには隠し続けた大量の赤点テストが・・・
何枚かのテスト用紙は引き出しから外に溢れ出ていました。
無理やり引き出しに押し込んだ為、何枚かのテスト用紙が詰まってしまい開かなくなっていたのでした。
母「こんなに沢山・・・ 20点・・・35点・・・15点・・・ひどい!何これっ?あんたこれ全部酷いじゃない!!
間違えたところも直さず隠していたの?」
その後、まるで拷問にあったかのように延々と説教されました
正座で脚は痺れるし何といっても説教を聞いているのがきつかった
その日返された社会のテストを完璧に直すまで寝かせてもらえず
泣きながらテスト用紙と向き合っていたのでした。
自由奔放、適当、ちゃらんぽらんが、幼稚園→小学校と歳を追うごとに通用しなくなっていくのでした(>_<)