自分では自覚していないところに魅力があるかもしれないの巻 | 起業迷子さんのための行動への指標

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起業してみたものの上手くいかない。起業しようとしているがブレブレ。起業塾に行ってみたものの行動できずに悩んでいる。そんなあなたに・・・

起業0→1事業相談

メンターコーチの夢叶(らいか)です。

 

このブログでは

皆様の参考になればという思いで

自分のビジネス経験での

失敗も含めた様々な経験を書いています。

さて、今日のテーマは

自分では自覚していないところにニーズや魅力がある
かもしれないというお話。

 

前回は

自分で良いと思ったサービスが必ずしもヒットしない

というお話を書きました。

もしまだ読んでいない方は是非そちらも読んでくださいね。
【過去記事】自分で良いと思った商品が必ずしもヒットしないの巻

起業初期段階

自分のやりたいことを形にすることから始めたり

どんなことで稼げるか考えてスタートしたかと思います。

 

でも、段々と進めているうちに

ネットの発信に触れたり

起業塾に行って学んでいるうちに

自分らしさを出さなくては

差別化しなくては

コンセプトをハッキリさせなくては

商品を作らなくては

価格をつけなくては

etc.

考えているうちに
考えれば考えるほど迷子になっていく(;'∀')

そして、自分の中で「これだ!」とたどり着いたところが

前回記事のように実は独りよがりのものになっていた

なんてことが起こってしまいがちです。

 

あるいは

素直にはじめに思った

「自分がやりたいことはこれだ」を形にしてスタートしたとしても

はじめから全てが行く人というのは少ないものです。

 

問合せや申し込みがない日々が続き

不安になってしまい

「違うのかもしれない」と

折角作ったホームページを閉じてしまったり

ブログ発信を辞めてしまったり

(かつての私です・・・)

 

講座を開いたり

知人にモニターになってもらってサービスを提供してみた時に

人が集まらなかったり

その時にすぐに好感触を自分で感じなかったとき

「やっぱり私はこれじゃないのかもしれない」

「お金をもらえる段階じゃない」

と、迷宮に入ってしまうことも。

(かつての私です・・・)

ニーズをリサーチして

これであれば需要があるかもしれない!

ということの方に走ると

自分の良さが全く生かされていない

なんてことも起こります。

(これもかつての私です・・・)

 

そして方向性を見失ったり

自信を失ったり

起業迷子さんとしてぐるぐる徘徊。

 

そんな時は焦らずに一旦立ち止まりましょう。

 

そして何をするか。

ニーズのリサーチではなく

自分についてのリサーチをしてみましょう。

 

周りの人に

自分の考えているサービスについて話してみる。

周りの人に

自分の長所って何だろう?って訊いてみる。

何か誰かにすでにサービスを提供しているのであれば

(それがたとえ一人であっても)

どうしてサービスを利用してくれているのか訊いてみる。

その感想を、折に触れて尋ねてみる。

お願いしてモニターになってもらった相手であれば

自分が迷っていることを正直にその人に相談してみる。

 

そうするとですね

自分が思っている自分とは違うことが魅力であったり

自分がダメだと思っていたことは実は勘違いで

相手はとても喜んでくれている

なんてこともわかっていくのです。

 

自分についてきく相手は

サービスを利用している人でなくても良くって

普段会う人に

「私の第一印象ってどうだった?」

「で、今ってどう感じてる?」

なんて聞いてみるのもありです。

会社で働いていた方であれば

会社での仕事ぶりの印象を訊いてみてもよいですね。

 

とにかく

”自分以外のだれか”に自分のことを訊く。

自分の事業で考えていることを相談してみる。

 

それが大切です。

 

そうすると

自分が自覚していなかった所に

実は自分の魅力があったり

自分が辞めてしてしまっていた選択肢に

実はニーズがあったのだとわかったりするのです。

私の場合も

数年前にやった”コーチング講座”で

集客がなかなかうまくできなくて

すぐにやめてしまった時期があるのですが

2年たってから受講生さんから

「あの時の言葉がずっと私の中にあって。
あの時先生からコーチング講座受けて良かった」

と言われたんですね。

 

今自分がやっていることにつながっていることの中にも

昔の自分は無自覚だったことが沢山あって
「教えるのがとてもうまい」

「話しやすい」

「引き出しが多くて面白い」

「初対面でもホッとする」

「否定せずに、自然と自分を修正へ導いてくれる」

ということは他人に言われてわかったこと。

 

自分自身はその真逆の人間だと思い込んでいたんですよね。

 

起業したいと思った当初から

コーチング、仕事にしたかったんですよ?
学習塾のコーチだって興味あったんですよ?

コンサルティングもやりたかったんですよ?

なのに、どんどん迷宮入りして

自分の魅力もわからなくなって

向いていないんじゃないか?とか

他のことのほうが需要があるんじゃないか?とか

まあ何度も道に迷ってしまったのです。

自分で自分のこと見えないですからね。

自分の短所だと思っていることが

実は他者から見た時に”憧れ”だったりもするのです。

 

だから遠慮なく他人に相談してみましょう!!

 

ちなみに衝撃のエピソードを一つお届けしましょう。
 

これは私が立ち上げたフリースクールの話ですが

長く気に入って通ってくれた生徒のお母さま方が

何でこのスクールを選んだのか。

 

何と「K先生(現在の代表)が寝ていたから」なんですって。

これ、一人からの言葉ではなく

何人もの方からいただいた感想なんです。

 

いやいや、信じられないでしょう??

私もK先生も耳を疑いましたよ・・・

 

普通に考えればスタッフが寝ているなんてありえない。
当時K先生は夜勤のアルバイトもしていたので

よく昼にスクールで寝ていたんです。
私はそれはダメだろうと叱ったこともありましたし

本人も「申し訳ない」と思っていたのです。

 

なのに

選ばれた理由の一つが

「先生が寝ていたから」

不登校の子にとって緊張は大敵。

そんな中で、こういう場所であれば通えるかも・・・

と思ったそうなんですね。

 

それを知ってから私はスクール代表の引退を決めました。
K先生がスクールをやった方がきっとスクールは輝く!!と。

私では頭が固すぎる、と。

 

でも、そんなことがあったお陰で

私自身も事業相談に乗るときにより一層

「一般常識にとらわれずに、相手をとことん尊重する」

という目線で話すようになりました。

今日の学び

・自分の自覚していない魅力は他人から聞き出そう

・自分だけの思い込みで事業をすすめない(こだわりはあってOK)
・他者目線こそ事業の成功には必要

・自分ではダメだと思っていたことが、実は「選ばれる理由」のことも

・サービスは時間がたってから効果を実感してくれる場合も多い

ということで

身近に相談できる相手が見つからない

身近な人に相談するのはちょっと勇気が出ない

完全に迷子になっている

そんな方は是非、私のところにいらっしゃいませ☆

https://mosh.jp/raika

 

そして、今日の1曲はこちら

 

何とですね

ロシア語と英語とチェコ語の歌詞でございます。

(若かりし頃学んでいた言語ですが、もう忘れたのでAI君に訳してもらって遊んでみました)

 

最後までお読みいただき

今日もありがとうございます。