『辯才天の集い』に併せての関侊雲仏所の仏像彫刻「 特別展示会」がありました。
十一体の彫刻が陳列されるなかでコロナ禍の今に
「自分にできることだから」
との思いを込めて制作された迫力ある作品が、紺野侊慶先生の『疫病退散明王』です。
不動明王は動くはずのない不動の心で我々を見守る存在ですが、この世の中を憂いた心持ちを表現したそうです。
動くはずのない、明王すら動かざるを得ない世情ですが、我々が少しでも前に進む気持ちを後押ししてくれるような気がしますね!
くすの木の大木を切り出し、一木造りで彫られた作品はその作者の気持ちを十分に表しています。
コロナウィルスとともにある社会の中でも様々なものが生み出されています。
これこそ、智慧の実践ですね!
ちなみにこの仏像彫刻、ご購入もできます!
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