私が子供の頃 近所に「貸本屋」というお店があった
今の若い人は知らないかもしれないけれど
格安で単行本やマンガ本等を 今の図書館のように
貸本屋専用の本を 汚れにくいようにパラフィン紙やビニールで包み
貸し出すシステムがあった ゙☆⌒o(*^ー゚)ー♪
本屋さんとは違い 若干暗めで少しカビ臭い店内 ヾ(~∇~;)
間口二間の10坪もないお店で
奥と2階は住居になっていた と思う?
いつも 愛想のないおばちゃんが暇を持て余し座っていた ; ̄□ ̄A
たしか 1冊10円~20円位のイメージなのだが・・・
マンガの本から月刊誌・青年誌等 整然と並んでいた ∠( ̄◇ ̄)
当時 「墓場鬼太郎」「のらくろ」等メジャーなモノから
白戸三平さんの忍者モノ 恐怖・怪談モノ等かなり読み漁った
しかし タイトル・作者等思い出せないモノが沢山ある・・・ orz
中でも記憶に残って 当時お気に入りだったのは 貝塚ひろしさん
「父の魂」 週刊少年ジャンプで 1968年1号(創刊号) ~ 1971年
優秀なバット職人 父 南城丈太郎と
主人公 南城隼人の幼少期から
高校野球でエースとして甲子園大会まで
当時 週刊少年ジャンプは
子供の私には高価だったので ┐( ̄ヘ ̄)┌
床屋で髪を切る時に まとめて読まさせてもらっていた
だが たまに読めない巻が出てきてしまう・・・ orz
なので 貸本屋で借りて読んでいたのだ ; ̄□ ̄A
当時 本屋ではマンガ本は 立ち読みがほとんど出来なかった
読んでいると
はたきでパタパタされ 追い出されたものだった・・・ ( ̄ε ̄;||| ・・・
月日は流れ その貸本屋さんにも行かなくなり 2~3年が過ぎ
気が付いた時には 貸本屋さんは閉店していた (ノ゚ο゚)ノ
後を追う様に パタパタの近所の本屋さんも閉店していったものだ
私の脳裏の昭和の街並みに「ぽっかり」穴が開いてしまった ( ̄。 ̄;)
そんな事を思い出した 今日この頃 <(_ _)>
「父の魂」は電子書籍であるみたい
気になる方は要チェック (* ̄ー ̄)ノ
現在は「BOOKOFF」「コンビニ」等で立ち読み放題の
今の若者が 羨まし過ぎる・・・ ( ̄。 ̄;)
2015年 04月11日