あの手 | 風天たあこのブログ
「女の子」が求めてやまない「あの手」との関係は、もっと遡った物語があるはずだとの想いから、新しいストーリーを求めてカヲルさんに黒ここさんの中を探ってもらうことにしました。何かが解るはず!
11月22日私はワクワクしながら施術が終わるのを待っていたのですが・・・。

残念ながら「あの手」の持ち主から「女の子」との直接的なストーリーは出てこなかったようです。そう簡単には、進ませてくれないらしい。恥ずかしながら、乙女チックでうっとりする恋愛或いは悲恋の物語をちょぴっと期待していたのに・・・!

黒ここさんの内部からロータスオイルが導き出してきたのは、強大な破壊者としての彼であり、その破壊力を自ら封印した彼の葛藤(?)であったようです。詳しいことは当人でない私は推測するだけですが、「やっぱりね!!」と納得してしまいました。

施術後、黒ここさんとカヲルさんの会話を聞いていてわかったことは、彼の身体に小さな箱があり、そこに彼は強い意志で自分の破壊力の全てを封じ込め、二度とその力を使えないように鍵を隠してしまったらしいのです。

「この宇宙で僕より強い者はいません。僕はどんなことでも出来ます。」「僕を倒せるヤツは一人もいないんですよ。」いろんな場面(地球上ではなく、宇宙です)で内部の彼が演じてきたらしい出来事を私は数年間にわたって聞いていました。
あまりに現実離れした彼の宇宙での話を私はどう受け止めればいいのか解らなかったのですが、夜毎うなされて苦しんでいる姿を見過ごすことも出来ず、求めに応じて彼の心が落ち着くまで聞き続けていたのです。真偽はわからないにせよ、その強大な力を自分の意志で封印したことは、彼の真実だと思います。惑星の一つや二つ、木っ端微塵に破壊するのは彼にとって造作のないことのように感じます。


慈愛の象徴ともいえる「あの手」の持ち主は、暴虐の限りを尽くしてきた魔界の帝王でもあったのです。平成8年から共に暮らしてきましたので、鈍感な私でも彼のことを少しはわかります。今日の黒ここさんは「愛」を知り、「愛」を体現して生きていますので、私は彼が苦しみの末に自分で封印した「破壊者」のことをすっかり忘れていました。

でもどうやらここを避けては前に進めないようです。誰の内にもあるであろう「善」と「悪」、「愛」と「憎悪」、「神」と「悪魔」、「光」と「闇」・・・
私は今、戸惑っています。この部分のストーリーを書くことに躊躇している私がいます。私が見たり、聞いたり、体験してきた黒ここさんとの出来事を、あくまで彼の個人的なこととして、面白可笑しく書くことは出来るのでしょうが・・・。(そうはなってくれない予感、人類の闇の歴史に触れていきそうな・・・)
私自身、一体何を書き出すのか検討もつかないのです。どうも私の内部をもえぐらなければ、いいえ、えぐっていく作業になりそうな気がするのです。(案外、簡単に通り過ごすことになるかもしれませんが・・・馬鹿みたい!!アッハッハッってね)

カヲルさんが「破壊でもいいじゃない。破壊が必要なら、破壊すればいい。破壊だけが悪いわけじゃないし、その箱を開ければ、破壊の前に愛があると思うよ。愛で封印したはずだから、その愛のエネルギーで破壊のエネルギーを溶解できると思うよ。」と言っていましたが、私はそれについて、一言もコメントが出来ませんでした。何故か、そんなに簡単なことではないように感じるのです。

「確かに強い決意で、僕は封印をしました。二度と誰にもこの力を使わせないようにとの決意で封印しましたから、鍵も隠しましたし、その場所を思い出せないようにもしました。自分の中にあるのは知っていますが、当の僕でもわからないのです。カヲルさんの誘導で、自分の中に入っていこうとしましたが、強固な蓋があり、僕でさえその中に入っていけません。入れたかなと思っても、瞬時に押し戻されてしまうのです。」

二人の会話を、沈黙して聞いている私の脳裏には、彼と出あった当初の彼の苦しみ、痛み、激しい言動、UFOさんが私に言ったこと、彼が話してくれた数々の物語などがありありと蘇ってきたのです。そして微かですが、映画「ロード オブ ザ リング」のストーリーが浮かんできました。

頭のおかしい青年の戯言と笑って片付けてもいいのかもしれませんが、そうとも言い切れない出来事を(その時はわからなかったのですが)、私は観て来たような気がします。

私の頭もおかしいのかもしれませんが、黒ここさんが封印した小さな箱とその鍵をそのまま闇に葬ったままにしておくために、私は彼と出会い、彼に無償の愛を注ぎ、今も彼の傍にいるのかもしれないという初めての感覚が現れ、ハートチャクラが痛みを発し始めています。

大愛と大悪は極性が異なるだけで、エネルギーは同じものだと思っています。陰極まりて陽となり、陽極まりて陰となるという言葉があります。だからこそ「魔界の帝王」が「あの手」の主なのだと思います。

昨日、黒ここさんの施術が終わった時から、両目の中心奥に厚い鉄板のような重くて硬いエネルギーが入ってきて居座っており、気だるく生欠伸が連続しています。彼も「身体が動きません。」と眠り続けています。

そんな重い空気の中、私は自分のエネルギーを取り戻そうと瞑想に入りました。1時間くらい、中空をさ迷っていましたが、「女の子」が現れました!
キラキラ輝くつぶらな瞳です。19日、皆が息を飲んで「違う!」「ママじゃない!」という声をあげさせた、あの「女の子」だと解りました!!
純粋無垢な瞳です。
たとえようもなく可愛い瞳に見とれ、もっとよく見ようと意識したら、そのつぶらな瞳が瞬きをして、目を閉じてしまいました。その行動は、意識して観ようとした私の行動でした。あれっ、私になっちゃったと思う間もあらばこそ、「女の子」は闇に掻き消えてしまいました。

観えたのは「女の子」の顔、左半分だけで、右半分は闇の中でしたが、感動してしまいました。確かに私であるようです。(何故左半分だけ?)

再度「女の子」に会いたいと瞑想を続けていたら、木製の個人用サウナの扉らしきものが現れました。???
扉は片開きです。扉は直角に開いています。扉の中に入れるのは一人だけです。中は闇のように感じます。光が観えません。扉から入れば、そこには漆黒の巨大な闇宇宙が拡がっている事が何故だかわかります。
中に入るためには、扉の前を通って行かなければ入れません。私が立っている位置は、直角に開いている扉の表側の前なのです。扉の裏側が見える位置に立っていれば、そのまま入っていけたのですが、扉が邪魔をしています。回り込んで入るべきか否か逡巡した瞬間、そのサウナは消えてしまいました。

このヴィジョンを黒ここさんに伝えた時は、何でこんなものが観えたのかしらと首を傾けていたのですが・・・。

このヴィジョンの意味が、たった今入ってきました!

黒ここさんが封印した闇なのだと感じます。
闇宇宙が不気味に私を誘っています。そこに一人で入っていく勇気が私にあるでしょうか?また入っていく必要があるのでしょうか?そこに入って行って、その中で正気を維持していく力が私にあるでしょうか?


平成8年だったか9年だったか、記憶が曖昧ですが、黒ここさんが意図してトライしていた憎悪エネルギーの体験・・・

その時、彼はボクシングに夢中になっていました。アルバイトとジム通いが、彼の日常でしたが、「ひれかつを作ったから食べにおいでよ。」と誘っても「今日は、あなたの大好きなお寿司だよ。」と呼びかけても、いつもなら大喜びでやって来るのに、「今日は・・・」「ありがとうございます。でも・・・ごめんなさい。」とどうも様子がおかしい、私に会いに来る事を避けていました。

何かがおかしい。彼は何をやっているのだろう?気になって仕方ないので、彼が住んでいた幕張まで訪ねて行きました。電話で彼は最近一日にキューリ一本あるいはトマト一個しか食べていないことも知っていました。バイトと激しいトレーニングをしているというのに!

ドアの前に静かに立ちました。在室していることが感じられました。チャイムを押しましたが、返事がありません。ドアには鍵がかかっています。「いるんでしょ。中にいることは感じられるのよ。お願い、出てくるのが嫌ならそのままでいいから、声だけ聞かせて。」どんなに呼びかけても中で動く気配すらない静寂に、私の声だけが廊下に反響していました。

(余談ですが、彼が内緒で住んでいたのは、津留晃一さんが所有していたマンションの一室です。津留さんも私同様、経営していた会社を倒産させており、そのマンションは競売のため、住人の立ち退き命令が出ていたものです。UFOさんの当座の居場所として津留さんが無料でUFOさんに貸して下さっていたのですが、黒ここさんが「自宅にいると、僕は本当に発狂してしまいそうなのです。」と真剣に苦しんでいるのを見かねて、UFOさんに頼んでその部屋を黒ここさんに使わせてもらったのです。その頃UFOさんは、ほとんど各地を歩いていて、帰ってきたら我が家に来ていました、次の旅に出かけるまで我が家で暮らす生活をしていましたので、そこに黒ここさんをしばらく入れてあげてくださいとお願いしたのです。そんなマンションですから、清掃はされていないし、ガラーンとして風と埃と木の葉が廊下を占領していました。)

私に会わないという強い意志に、これ以上は無理だなと思い、その場で手紙を書き、ドアの隙間に入れて帰ったのです。

その後、黒ここさんが元気な姿を見せてくれた時、彼が意図して自分を追い込んだ体験「憎悪の世界」のことを話してくれました。
憎悪の世界に自分を投げ込んで、毎日憎悪と共にいると、発狂寸前までいったのだそうです。「だからお母さんの声もあって、諦めて引き返してきました。」と笑顔で話しているので「どんな感じなのかなぁ?私もやってみようかしら?」「駄目です。この僕でさえ、最後まで行くことが出来ず引き返してきたのですよ。お母さんには無理ですよ。憎悪そのものになる前に、心が完全に壊れてしまいます。」という彼との会話を思い出してしまいました。

憎悪のエネルギーに自分の心も魂も明け渡す時、血は渦巻く逆流となって本来の生理機能を狂わせ、周囲を破壊する時或いは破壊する前に、自らの心身を木っ端微塵に打ち砕いてしまうでしょう。奈落の底へ自己を投げ込むことになってしまいそうです・・・


時計を見ると、11月24日午前零時40分。もうすぐハーモニックコンコーダンスが終了すると聞いています。黒ここさんはお姉さん家族が、自宅に引っ越してくるので、手伝いのため、先程帰って行きました。ですからこの日記はまだ見せていません。


スカーレット・オハラの台詞が出てきました。
「明日は、明日の風が吹く。明日、考えよう!!」
そう!これが私です!良かった!私に戻れたところで眠ることにします。

おやすみなさい。