こんにちわ、天馬です。
今日は、自己肯定感の作り方 です。
そもそも自己肯定感とはなんでしょう?
僕の思う”自己肯定感のある状態”というのは、「私は私のままでいていいんだ」と思えることです。人間すべてがパーフェクトな人なんてのは存在しません。大なり小なり凸凹があります。背が高い・低い、人と話すと緊張する、どうしても一言余計に話してしまう。そういった良い面悪い面(と自分が思い込んでいる面)をひっくるめて、「これでいいんだ」と思える事です。そうした気持ちが、自己肯定感です。
では、自己肯定感を育てるためにはどうしたらいいでしょうか?
それは「私ってすごい!」「俺って意外とやるな」と自分で思える瞬間を作ることです。自分で自分の事を「すごい!」と思えるシーンが一日の中で何度もあると、「私ってすごいんだな」という気持ちが自分の中にあるのが当たり前化してきます。それがある程度(3か月~半年くらい)続けば、そういった気持ちが自分の中に居座ります。そうすると、自分の事を肯定的に捉えられるようになり、「すごい!」と思える部分だけでなく、自分全体に対して「これでいいんだ」と捉えられるようになり、「私は私のままでいいんだ」と認識できるようになります。
じゃあ具体的に「私ってすごい!」って思うためには何をすればいいのでしょうか?
それは、「やること(目標)」を決める事、です。「これをやる」という自分ルールを決めて、それを実際に実践していきます。やると決める内容は、自分が「こうだったらいいな」とか、「こんな人だったら憧れるな」と思えるような事柄です。(友達から「私○○やってるんだ~」と言われたら「ヤバッ!」「すごっ!」と思ってしまうような事柄、と言えばイメージしやすいでしょうか?)例えば「朝5時に起きる」とか、「道にゴミが落ちてたら拾う」とか、「寝る前に30分本を読む」とか、そういった内容です。「そういった自分になれたらいいな」と少しでも思えるような要素を持つ事柄を書き出してみましょう。他人がプラスだと思う事ではなく、自分にとってプラスになる事です。それをいくつかピックアップして、日常で実践してみてください。そして、実際にやってみた時に「私ってすごい!」と心の中で呟いてみるのです。馬鹿らしいと思うかもしれませんが、その方が効果が高いのです。なかなか実践できなかったりするものは、レベルを下げたり、項目を変えたりしてみましょう。日常で実践できる、今より半歩だけ先の事にしましょう。自己肯定感を増すためにおこなうので、出来なかったら意味は無いのです。
自己肯定感が付いてくると、自分が今まで「ダメだなぁ」と思えたことも「それでいいだ」と思えるようになりますし、逆にそれを克服しようとする努力をすることも「私ってすごい」と思えるようになります。自分の状態にかかわらず、自分の存在自体を肯定的に捉えられるようになるので、変わっても変わらなくてもどちらでもいいのだ、と思えるようになります。
自己肯定感を付けるのに他人から承認してもらう方法は、あまりお勧めしません。確かに、他人から「君ってすごいね」と言われることは、自己肯定感を付けることの近道です。自分で築き上げるよりも10倍くらいの速さで自己肯定感が付きます。しかし、それではその人に依存してしまいますし、他の人からもそう言ってもらえなければまた元の状態に戻ってしまいます。大切なのは自立する事です。自分で自分を支えられる状態でなければ、「自己肯定感を持っている」とは言えないと思います。
自己肯定感は性格や身体にかかわらず、自分の行動からつけることが出来ます。誰でも身に付けることができます。自己肯定感があるのとないのでは、あった方が幸せに生きられると思うので、これを読んでくれたあなたが少しでも幸せに生きられるように、自己肯定感が増すことを願うばかりです。