こんにちわ、天馬です。
今日は、自分のために生きる です。
「私がいないとあの人はダメだから」とか「誰かがやらないといけないから」とか、他の誰かのために自分の人生をすり減らすのは、結局は他の人の為にもならず、自分の人生を損していると思うのです。
他の誰かの為に、と思って決断してしまうと、どうしてもその人の事を「私がこんなに苦労しているのはあなたのせいだ」という感情が心に残ってしまいます。頭でどう考えてもそんなことは無いのに、そのような思いに囚われてしまうのです。自分では「その人の幸せが自分の幸せだから」、と思って行動していても、自分が苦しい思いをしたときにその原因を頭で追っかけてしまいます。また、恩を受けた側も、そのことが重しになってあなたから離れられなくなったり、過剰に依存してしまうので、その人も思ったように生きられなくなってしまいます。だから、各人が自分の思ったように生きればいいのです。自分が好きなように働き、好きな人の傍にいて、嫌になったら離れればいい。それでいいのです。
自分の好きなように生きるためには、まず、精神的に自立していなければいけません。精神的な自立とは、とある出来事に対して「誰それが悪い」と自分以外の誰か(何か)を悪者に仕立て上げるような考え方をせず、事実をありのまま認めることが出来るような心の器を持つこと。そして、他人は他人であり、自分は自分であるという分別を持ち、人生の責任はその人本人にあるのだという認識を持つことです。周りの出来事をありのまま認めることが出来る目を持たなければ、誤った情報しか得ることが出来ないので、自身を改善していくことができません。また、自分と他人を切り離して考えられなければ精神的に自立しているとは言えません。分かりやすく言えば、自分の価値観を他人に押し付けることなく、責任感を持つこと。これが精神的に自立している状態です。まずこの状態にならなければ、自分の好きなように生きることは出来ません。
そして、好きなように生きられるからと言って、好きな事だけずっとし続ければいい、という訳にはいきません。料理をするのが好きな人でも、料理をするだけでなく、最後は食器洗いをしなければいけません。そこをどのように折り合いをつけていくか、が自分らしい生き方に繋がっていきます。例えば、食べた人が食器を洗うルールにしてしまうとか、他にも、食洗器を買うとか、家事代行サービスを依頼する、といった手段を取るのも手です。核となる「好きな事(料理をする)」を中心として、それに付随する「やりたくないこと(食器洗い)」を自分が納得できるような形にしていく、というのが自分らしい生き方です。
嫌なことを中心として生きなくていいし、好きな事だけやっていることが正解、ということでもありません。好きなことを中心にして、自分が納得できる形で生きていくのが、自分のための生き方です。あなたが自分の人生を生きられることを願います。