こんにちわ、天馬です。

 

最近ここ半年の間に、僕の周りで精神的な体調を崩して職場を休んだり、部署の変更だったり、転職したり、という話をよく聞きます(4~5人くらいでしょうか)。大体どの方も僕と同年代くらい(30代)です。これくらいの歳になると今までになかったような悩み(若いころにはさして気にならなかったようなことでも気になってしまう)が出てくるのかもしれません。

 

さて、かく言う僕も20代に精神的に体調を崩して通院していた時期がありましたが、今はピンピンしてます。自分が体調を崩したときにどういう風になるか、それを対処するためにどうしたらいいか、という事が分かっていると心が安定してくるのかもしれません。参考に、僕の場合の例を紹介します。

 

僕の場合は体調の浮き沈みがあり、体調が良い時期と悪い時期とを半年くらいの周期で繰り返していました。体調の悪い時期に入るのが本当に嫌だったので、体調がいい時期はそのことをあまり考えないようにしたために、常に悪い時期の影におびえているような状態でした。

 

その対処法ですが、「悪い時期の自分は本来の自分ではない」と思い、「調子が良い時期の自分が本来の自分なのだ」と思ってしまっていました。これがそもそも間違いで、調子が良い時も悪い時も自分自身が持っている要素のどちらの割合が多いか、というだけの話で、どちらも自分自身の内面から出ているものだから、それを否定することは自分自身を否定することになります。なので、体調が悪い時の自分を認めること、「これも自分の一面なんだ」「体調が悪くなったって構わない」と思えるようになったことで体調が回復していきました。だらか、自分自身を認める、承認する、という事を今も大切にしています。

 

自分の中に強い信念があり、精神的な体調を崩したことがない人、というのは傍から見ると一見強固に見えます。ですが、その信念が強固であればあるほど、それが折れてしまったときに回復するのに時間がかかります。硬い分、もろいのです。一度でも自分に折れた経験がある人はしなやかです。心理的なストレスや状況が変わったとしてもそれに対処する術を知っているので、もちろん体調が変わることがありますが、芯から折れることはありません。丁度樫の木と柳の木のようなものです。樫は硬いですが、その硬さを上回る力を受けると折れてしまいます。柳はそもそも力を受けるようなことはしません。力に身を任せて枝をしならせて、力が無くなればまた元に戻ります。一度精神的な体調を崩した人はその柳のようなしなやかさを手に入れる過程なんだと思います。

 

僕はスノーボードが好きですが、スノーボードをプレイする人で転んだことがない人、という事はまずありえません。どんなプレイヤーでも必ず転びます。転んだらどうするか。体勢を整えてまた滑り出せばいいだけです。また転んだらまた体勢を整えて、落ち着いてから滑り出せばいいのです。大切なのは滑っているときを楽しむこと。一時期話題になった箕輪厚介さんの著書のタイトル「死ぬこと以外かすり傷」というのは、僕の好きな言葉です。