皆さん、お久しぶりです。ずいぶん、ブログから遠ざかっていました。

2人の息子は4歳&1歳3か月になり、ますます元気ですニコニコ


ご存じの方も多いと思いますが昨日(6/14)の厚生労働省専門家会議で、

予防接種副反応についての専門家による分析・評価が行われて、


予防接種法に基づくHPVワクチン接種については、定期接種の中止ではなく、
継続するものの、積極的な接種の勧奨を差し控えることとなりました。
(HPVワクチン:子宮頸がん等の原因となるヒトパピローマウイルスに対するワクチン)
この情報を昨日きいて、久しぶりにブログ書いてみようと思ったという流れです。

この積極的な接種の勧奨を差し控えって
以前の日本脳炎ワクチンのときにもありましたね。

積極的な接種の勧奨を差し控えは接種中止とは違い
希望者には無料で(定期接種として)接種するというものなのですが・・・

うーん、外来などの医療現場の立場からすると
【接種中止】とほぼ同じような感じになりますね。

この【積極的な接種の勧奨を差し控え】って
現場に責任がまわってくるような感じで混乱しそうな気がするんだけどなあ・・・。

僕のスタンスとしては、もっと情報収集しながら変更するかもしれないけど
HPVワクチンであるサーバリックスやガーダシルの新規接種はしないつもりです。

もちろん、保護者から希望があれば接種しますが
どうしましょう?と質問された場合は

『安全性に対して満足のいく情報が不足しているので、
結論がきちんとでるまでは接種はやめたほうがいいんじゃないかな』

と答えるかなあ。
(ブログを書いている現時点ですよ)

予防接種といえば
うちの息子はB型肝炎ワクチン接種していなかったので
今度接種しようと思います。かなり遅れちゃった・・・。

個人的には、もうすぐ導入されるとおもわれる
13価肺炎球菌ワクチン(今の7価の肺炎球菌ワクチンよりも幅広く効果のある)
を自分の息子にも接種させたいな。