ハートウォーミング | 黒色すみれ・ゆかオフィシャルブログ「マザーグースの天窓」Powered by Ameba

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横浜市立大学管弦楽団の定期演奏会に行きました( ´ ▽ ` )ノ
@蒲田アプリコホール。

指揮者は、今をときめいているらしい山田和樹さん。
大学生のころ、オペラのお手伝いに通っていた時知り合った山田さんは当時濃ゆいキャラで印象深い人でしたが、パンフレットのプロフィールを見たらスゴイ賞を幾つも獲得して立派な指揮者になってた!


最近よく聴いているショスタコの交響曲「1917」、変拍子が多用されてる難しそうな曲だけれど、若い団員のみなさんの勢いが感じられて良かった。

最近お誘いを受けてよく学生の演奏会に行くけれど、プロオケでは感じることが出来ない空気を感じられるのが良い。
緊張感とか、フレッシュな感じとか、団員のお顔のあどけなさとか。

この日は、3年生の卒業演奏だったようで、涙ぐんでいる子もちらほら。
アンコールに演ったルロイ・アンダーソン「舞踏会の美女」がとっても良かった。
のだめのSオケ張りのパフォーマンス付きの演奏はお客さんもみんな笑顔で、なんどもグッときた。
団員を見守るような表情の山田さんを見て、指揮者とオーケストラが築いてきた年月を感じてまたグッときた。


技術がある、楽器を上手に弾ける、もちろんすごく大事なこと。
プロのミュージシャンとしては。
だけど、単純に人を喜ばせる、楽しませるということに関してはもっと大切なものがあると改めて感じました。
そして、それこそが音楽の素晴らしいところなのだと思う。


お客さん一人一人が、それぞれ色んな思いを抱えて演奏会にやってくる。
けれど、終わった後に「来て良かった」って少し前向きな気分にさせてあげられたら、それは良い演奏会だったんじゃないかと思う。

イヴの演奏会が終わった直後だったから、そんなことを考えました。

来年も、自分が演奏会する以上に色んな場所へお客さんしに行きたいと思います。




画像はパンフレットの団員紹介ページ。手づくり感がたまらない。