今年は「北原白秋生誕125周年記念」。
ということで、日頃大正ロマン歌曲の布教をしている黒色すみれに白羽の矢が立ち、白秋さんの生誕の地・福岡県柳川市で演奏会をすることになったのです。
馬車でお迎えが来てくれて約一時間ほど走ると柳川市に到着。
はらぺこのすみれーずを迎えてくれたのは「有明の珍味」！
この右上、「くちぞこ（くつぞこ）」という平べったいお魚。
淡白で美味しかったです。
あと珍しかったのは「イソギンチャク」かな！
コリコリしていて食感フェチの私にはヒットでした。
お刺身も美味しくて全部ぺろり。
ごちそうさまでした☆
お着物に着替えた黒色すみれは市長さんに表敬訪問しました！
（その模様は次の日地元の新聞に掲載されました）
柳川の人たちが白秋さんのことを大切に思っている気持ち、地元のお祭りの話や美味しいものの話などして下さって楽しく過ごさせて頂きました。
市長さん、お忙しいのにありがとうございました！
そして観光局さまの計らいで、名物「川下り」を体験しました！
舟はお堀を進んで行きます。
この季節は水量が少なくて少々残念でしたが、川は底まで見えて澄んでいて綺麗でした。
ときおり見せる太陽の光が水面に反射してキラキラ☆
♪アカシアの金と赤とが散るぞえな
川たれの秋の光に散るぞえな♪
（北原白秋・作詞「舟唄」）
今回の演奏会のために歌う「舟唄」、おもわず口ずさみました。うっとり。
船頭さんのお話も面白いですよ。
柳川へ行ったら是非体験してください！
川下りの後は「白秋生家」へ。
素敵な日本家屋で写真撮影をさせて頂きました。
↑クリックして大きくして見てね。
今回私がすごく感激したのがこの下げもん。
別名「下がり雛」とも言うらしいです。お雛さまの別バージョン的な。
2/11から柳川では「下げもん祭り」が始まるみたいで、街も川の上もこれでいっぱいに飾られるのだそうです。
私たちはまだ少し早かったそうで、悔しい！！！
（以下転載）
～柳川雛祭りの特徴～
”さげもん”とは、旧柳川藩時代に女の子が生まれた時、親戚、知人から贈られた着物のはぎれで、この子が一生幸せでありますようにと祈りを込めて、縁起の よい「鶴」「兎」「宝袋」「三番鼠」「這い人形」など一針一針縫い上げた手作りの布細工と鮮やかな七色の糸で巻いた柳川地方伝統の大まりを下げ輪の中央 に、小まりと縫いぐるみを交互に下げ輪につりさげたものです。
これがすごーーーーく綺麗でねぇ。
小さくて可愛いものがいっぱいぶら下がっていて、乙女心をわしづかみにします。
私は生まれて初めてこの下げもんを見たのですが、世の中にこれほど綺麗なものがあって良いものか！
と思うほど見惚れちゃいました。
白秋さん生家の向いに下げもんのお店があって、時間がもう少しあったらお持ち帰りしている所でした。
いつかうちに下げもんを飾りたい。
お祭りも見たかったなぁ。
次の日の会場「水の郷ホール」で温泉に入ったり（ツルツルに！）、リハーサルをしたりしてこの日は終了。
夕飯は「ピガール」というフランス家庭料理のレストランへ。
店内も出てくるお料理も「ここは南仏！？もしくはスペイン！？」と思う程！！
どれもめちゃくちゃ美味しかった～～～～！！！
ヨーロッパツアーを思い出した。
これでもか！という大きいお肉をガッツガッツと平らげるすみれーず♪
「ピガール」のマスターさん、ごちそうさまでしたぁ！！
はーー幸せ。
太りそう。
～２に続く～