約2年前に天空のもりで始めた活動は、働く女性をサポートするというコンセプトで放課後教室(学童保育+学習)をメインにしていました。

教室という現場を通じて痛感したことは、子どもたちがいつのまにか学ぶことに受け身になり、他者の評価を自己の価値だと思い込み、自信を無くしてきている、ということでした。このままでは働き方や経済やグローバル化する世の中の変化のスピードに対応しきれず個性を発揮できないまま生きにくくなってしまう、と危機感を感じました。


10年後20年後どのように情勢が変わっているのか想像もつきませんが、はっきり言えるのはもう日本の中だけで日本人同士だけで学んだり働いたり生活したりすることはほどんとないだろうということです。企業もグローバル化してきていますが、大学もすでに動き出しています。そのため、受験システムもこれから20年で大きく変わり、より「個」を重視していきます。具体的には、高校までの間に何をやってきたのか、が問われることになります。今までの10年と比べて変化のスピードは格段に上がっています。
グローバル社会で活き活きと生きていける人材とは、自分の個性と才能を知っていてそれを上手く発揮できる人です。そのためには、自分自身をどれだけ知りつくせるか。大学生や大人になっても「やりたいことがわ...からない」と言っている場合ではありません。


日本の教育問題は、政治や経済や地域や家庭などの問題が絡み合っていてとても複雑です。でも、それは大人の事情。
未来を担う子どもたちには、そんな大人の入り組んだ事情も吹き飛ばすほどの力つけて成長していってもらいたいと強く思います。

植物の種には、成長発展する情報がすでに備わっています。見た目はみんな違いつつ、ひとつひとつ全てに完璧な情報を持っているのです。
人間も同じだと考えています。幸せになるための個性や才能は生まれた時から全て備わっている。成長しながらそれに気づき、開花させていくようになっているのです。


子どもたちが自ら自分の個性と才能に気づく手助けをするために、よりこの想いを表現できるよう、


my seed lab


に名前を変えました。
立ち上げた当初の天空のもりの想いを引き継ぎながら、新しいステージに進みます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。