Googleが出しているサプライヤー行動規範というものがある。

 

 

この中の、「労働と人権」のところにある、

「E.公正な待遇、差別禁止、ダイバーシティ&インクルージョン。」

 

という項目に、ふわちゃんの

おまえは偉くないので、○んでくださーい

というXでの発言が抵触したのだと思われる。

 

なので、相手に謝罪しようがそういうことは関係なく、

単に契約上のルールを適用されただけだと思われる。

 

Googleのサプライヤー行動規範の人権部分のベースになっている「国連のビジネスと人権に関する指導原則 国連のビジネスと人権に関する指導原則」があり、

ここにある「ビジネスと人権に関する指導原則」の日本語版によると、

https://www.hurights.or.jp/japan/img/hrc1731framework.pdf

 

13. 人権を尊重する責任は、企業に次の行為を求める。
 (a) 自らの活動を通じて人権に負の影響を引き起こしたり、助長することを回避し、そのような影 響が生じた場合にはこれに対処する。

 (b) たとえその影響を助長していない場合であっても、取引関係によって企業の事業、製品または サービスと直接的につながっている人権への負の影響を防止または軽減するように努める。

とある。

 

なので、今回の件でふわちゃん擁護しようものなら、この行動規範に違反するので、

「サプライヤーによる Google サプライヤー行動規範の遵守」の項目の

E.協力。 サプライヤーは、上記の責任の履行状況を確認するために Google が実施する情報提供の要請や監査に協力するものとします。Google は、サプライヤーと協力して状況の改善に努めますが、上記の責任を果たしていないサプライヤーとの関係を終了することがあります。

にある通り、Googleとのビジネス契約全部切られても文句言えない。

 

たとえGoogleに切られる覚悟で文句を言った場合でも、国連の人権に関する指導原則に反抗することになるので、国際的にフルボッコの可能性も。

 

国内ではなぁなぁが通じると思っている人も多いようだが、Xは海外のサービスであり、全世界に向けて発信されている。

海外では人権侵害は非常に重く扱われる。

 

ただ単にXのサービスを利用しているだけの人ならまだしも、

Googleと直接契約して仕事している人が言ってよい発言ではなかったよね。