うちにも食洗器があるので、うんうん、なるほどって所もあるんだが、
なぜか「全部食器洗い機で洗わなければ」という強迫観念が働いちゃったんだろうな。
全部コレでやらなければ使いこなせてないとか思ったり。
実は、これ多くの会社がやっちゃう件と同じである。
システムに何でもさせてしまおうとして、
パッケージにカスタマイズ入れまくって
当初予算の数倍に跳ね上がった挙句、
ほとんど使わない機能だらけになるってやつだ。
パッケージってのは、多くの他社のノウハウの塊なんだけどな…
全部システムや機械にさせようと思わず、
9割できればいい。残り一割は従来通り手動でやるだけで、
予算は半減、ストレスも半減だ。
何でも運べるから軽トラでいいってわけじゃない。
燃費最高だから自転車だけでいいってわけじゃない。
結局のところ、状況に合わせて取り取り得る手段の中で
色々組み合わせて最善をなすのである。
食器洗い機についても、
・機械というものは細かなメンテナンスが必要である。
・向いている食器だけを食洗器で洗えばいい。
・向いてない食器は手洗いすればいい。
・音が気になるなら、いろんな防音方法がある。
(キッチンとリビング間に防燃のカーテンをつける、耐震ジェル等)
という事を考慮すれば、どうとでもなっただろう。
くだんの記事書いた人であれば、SOLOTAあたりを導入して、
入らないものは手洗いって割り切れば楽だったんじゃないかな。
何が作業の障害になっているのか?(FIT&GAP)
何処に重点を置いて改善を考えるのか?(KPI)
何でもやってくれるイエスマンを選ぼうとするのは無謀である。
うちは、食洗器の導入目的が、妻の手荒れを防ぐ(軽減する)
が第一なので、ブレはない。