震災の被災地もそうだが、過疎に悩む町村は多い。
ただし、ほとんどが、
 残っている住民たちにとって都合の良い村おこし
が出来なくて悩んでいるのである。

実は村おこしや町おこし自体は非常に簡単である。
①既存の住民を全て他地域に移り住んでもらう(いわゆる地上げである)
 これは、どうせ数世帯しかいない様な地域であれば、そんなに難しくはないかと。

②企業ごと誘致する。
 中核となる工場等を中心にするため、企業ごと誘致するのである。
 ・その地区への交通網はほぼ占有できる状態で存在する。
  →場合によっては道路網や鉄道網は自費である限り自由に敷設できる
 ・他の住民が居ないのでしがらみはない。
  →同一企業、もしくはグループ会社で進出すれば、特にトラブルは起きない。
   地域に企業と団地ができるだけである。

   埋立地に工場群が進出するのに合わせ社員寮(団地)が併設される様な形。
 ・数百~千近い従業員が住むのであれば、スーパーや病院なども併せて誘致しやすい。

③首長になれる
 その企業の社長や会長が立候補すれば、町長くらいは固い。
 グループ会社・関連企業も併せて進出したのであれば、

 市長クラスも難しくはない。
 地方税は自分たちで決められる上、地方交付税交付金もある。
 

一昔前は、そういう企業城下町ってのはたくさんあったので、

そんなに目新しいものではないが、
地方活性化という点で考えると、そう悪いものではない。


理想と現実のGAPを洗出し、問題点は何処にあるかを考えるだけである。

過疎問題が解決しない原因は、残念ながら残っている人達にあることが多い。