先日、娘は初めて『ピアノコンクール』というものに出場した
比較的初心者向けの 出場しやすい
コンクールではあるけれど、
お教室の発表会とはやはり雰囲気も違い
皆さんとてもお上手
耳福👂&色鮮やかなドレス👗に眼福でしたー
中学生の部ともなると 反抗期真っ只中のお姿もチラホラ
喉渇いてない?寒いんじゃない?トイレ大丈夫?手温める?緊張し過ぎないようにね?
世話を焼きたい親と煩がる子供。
親の「~?」のあとに子の「💢」が
まるで頭上に見える様💬
うーんあるあるw
小さい子じゃないんだからさぁ
と 親も理解はしてるのよ?
だけど何かしてあげたいし 何かしてないとこっちも落ち着かんのよねー
我が娘は今の処 比較的大人しい
何もかも親にやらせて
偉そうに反発だけするな
するならするで
最低限の自分の事は自分でしろ
反抗期上等🫵
と常日頃 脅されてお話しされているのでっ ヒデェ
出番が近づくにつれ
娘の表情が変わっていく。
楽譜を見るとは無しに眺め
スマホで聴くのは Metronome。
細い指先が 微かに動き
静かに集中力を高め
その世界へ入っていくのがわかる。
この瞬間の娘 いい
かっこよ
この美しい緊張感を
超絶無神経鈍感オヤジが邪魔をする
失敗しても大丈夫✊とか
精一杯頑張ればいいから✊とか
小指をしっかり音出して(さっき先生が仰言っていた言葉)✊とか
片手チューリップも弾けない奴が
なんのアドバイスだ
黙れ
ここまで来たら 親に出来る事など何もない。
気配を消し 見守るのみ。
舞台袖へ と番号が呼ばれる。
娘が小さく返事をして
そっとイヤホンを外す。
夫が何か言いかける。
マジ黙れ
ガムテ貼るぞ
さぁ 行ってこい
ライトが君を照らす場所へ
健闘を祈る。。