ここ数日 気温が30度を超える日が続いている。


「熱中症アラート」なんていう 私達が子供の頃には無かった言葉が

ネット・TV・ラジオを問わず 連日流れ、救急搬送されたニュースが

度々あがっている。

今日も 外出や屋外での活動はやめるようにと市区町村の広報放送が

朝から続いている。

 

なのに 学校では普通に体育が行われている。


なぜか


娘の中学ではカンカン照りの日中、グラウンドで体育が行われる。

同小学校の頃はアラートが出ると 体育はおろか外で遊ぶ事も

禁じられていたのに。


34度のグラウンドで50mダッシュ×2、3分間走、100m走 の繰返し。

アスリートでさえキツいであろうメニューをやらされ

給水は 水飲み場までダッシュ。一口飲んで 帰りもダッシュ。

有り得ない。給水させているとはとても言えない。


なんなんだ。


その体育教師は阿保なのか。脳みそに虫でも湧いてんか。

いや その教師がなんであろうと どうでもいい。

校長はいないのか。他の教諭は何をしているんだ。


この情報社会において 誰もTVもネットも観ていないというのか。

ここの防災広報放送は学校区には流れていないのか。


どうしたらいい。

どうしたら子供を護れる。

考えろ。 考えろ。


学校側や教育委員会に訴えるにしても、今日も明日も体育は日程に

組み込まれている。

そもそも日程を替えられない等 教育現場の事情もあるのだろうし

長期戦になるかもしれない。


でも。


相手は 気分が悪く座り込む生徒に 評価を下げるぞ と脅す様な輩だ。

一刻を争う。そうこうしている間も猛暑は続く。


どうしたらいい。

どうしたら。どうすれば。

事が起こってからでは遅すぎるのだ。

考えろ。考えろ。




朝 娘に伝えた。


もし、身の危険を感じたらすぐにその場から去って良し。

教師が何を言おうと怒鳴ろうと 無視で良し。

評価なんぞ気にする必要はない。

身体が 命が 

一番大切なのだ。

そのまま公衆電話から連絡してこい。すぐに迎えに行くから。


頭の悪い この母親が出来うる たった一つの護り方。


きっと他に もっと良い手段があるのだろうとも思う。

もっとスマートに もっと事を荒立てる事のない方法が。


でも


今すぐに出来る、自分ひとりでも出来る方法は

私には これしか思い付かなかった。

力のない母親でごめん。





娘 『何なら ふざけんなボケェ! って言ってもいい?w』


い、いいよ...。




誰に似たのか 強い子である。