前回の続きです☆
「ほ、ほら!コーヒーゼリーだぞ!!存分に味わうがよい!は、ははは」
あ、いつものキャラに戻った。
でも妙に不自然だな…?
まあいい、目の前のコーヒーゼリーに集中するとしよう…
「お、おう!美味しかったか?」
はい、とっても。
「あ、まだ有るんだけど…食うか?」
はい喜んで頂きます
「あの、その代わり、条件があるんだが…それでも食うか…?」
ん…?何だ条件って…?
「…食べられればそれで、いいんだな?ゼリー。」
…?何の事かさっぱり分からないぞ??
『ごめん、斉木、もう我慢できない』
…!?何が!?
「あ、じゃあゼリー持ってくるな…」
あれ??今のは気のせいだったのか…?
「はい、コーヒーゼリー。」
ありがとうございます感謝します海藤様
「…条件」
あぁ、そう言えば…で、何なんだ?
ぱくり
あぁ!!僕にくれる筈だったコーヒーゼリーを目の前で食った…だと!?
「斉木…」
そのまま、顔が近付いて_____
「…むぐ、っ…」
「ッ!?」
口の中に、海藤の舌と共に海藤の口内のゼリーがぬるぬると入ってくる。
「っ、斉木…」
ん、んん…コイツはいきなり何をしだすんだ…!?
「っふぅ…」
はぁ、っ、やっと口を離してくれたか…
「美味しいか?ゼリー」
…味わうどころじゃ無かったぞ…海藤…条件ってこういう事か…クソッ
そして…
「好きだ斉木」
やっぱり…僕はBLが好きな訳じゃ無いんだぞ?
…というか、何で心の声が聞こえないんだ…?
______ッ!?これはゲルマニウム!?
コーヒーゼリーのスプーンが何故だかゲルマニウム製だ…こんな時に限って…
手を離「斉木、ごめん。もう襲っていいか?理性が限界なんだ…」
おい、いや、ちょ、待て…ッ!!!
続く☆