レイズ式人気作連表(5枠7頭)競馬の奨め!

 

 

人気というものは我々サイドが作り上げているものだと考えるには少しばかり疑問があります。主催者の意思・本質があらゆる情報媒体を通じてオッズに反映していると考えていからです!

つまり、オッズは操作されているものだという認識が必要なのです。

 

オッズに主催者の意思・本質があるならば、プレイヤー側としては常に一定の基準を持ちこみ臨機応変に対応していかなくてはいけません。

最も気を付けたいのがオッズの配当帯で右往左往することにあります。

例えば、単勝1番人気馬でも単勝1,0倍~4・5倍くらいまでと幅は常にあります。よく単勝が1倍台の人気馬を見ると多くのものが鉄板だ!固いと思われる傾向にあるが、これこそが主催者の望むムードなのである!

それが連対率が何パーセントに上がるだの、この成績ならば馬券からは外れないというデータなど何の意味もないことを知らなくてはいけません!

同じだと言われる過去のデータの連対率や回収率など同じことは繰り返されないのですから!

単勝1番人気は単勝1番人気であり、それはそれ以上でもなければそれ以下でもないという事実だけを捉えていくことが重要なことなのです。

 

 

そこでレイズの人気作連表の基本を知って頂きたい!

勿論、オッズというのは生き物であり時系列により最終オッズが確定するまで変動するものだが「そこ」については最後にお伝えします。

 

先ず最初に見ることが枠の人気順位を出していくことです。

人気順位の出し方は枠連オッズ(8頭以下は馬連オッズ)を人気順に並べて見ていきます。

 

基本形は2つのパターンであることを理解して下さい。

 

-パターン①-

 

1、1-2   3倍

2、1-3   4倍

3、1-4   6倍

4、2-3   7倍

5、1-5  10倍

6、1-6  13倍

 

1枠が3(以上)連続して枠人気を形成しています。「突き抜け」の型です。この場合、1枠を1位として相手を順番に2位以降に当て嵌めます。

 

1位-1枠・2位-2枠・3位-3枠・4位-4枠・5位-5枠となり5つの枠が出ます。

 

-パターン②-

 

1、7-8   3倍

2、5-8   4倍

3、5-7   6倍

4、4-8   7倍

5、2-8  10倍

6、3-8  13倍

 

3つの枠により上位人気枠連を形成しています。「三角」の型です。この場合、1位と2位に共通する8枠を1位として相手を順番に2位以降に当て嵌めます。

 

1位-8枠・2位-7枠・3位-5枠・4位-4枠・5位-2枠となり5つの枠が出ます。

 

あくまでも基本である2つのパターンを理解して頂くために分かり易く表現していますが、実際にはオッズの並びはもう少し複雑化します。

 

 

※この1~5位の枠をA~Eで表記していきます。これが「枠連の基準」なのです!

※ゾロ目は省いて見ていくようにします。

※同じオッズ帯がある場合にはオッズ取得時間を変えます。

(これは1-8,7-8が同じオッズであるという構成の場合)

※人気順1位と2位のオッズが全く異なる場合にはオッズ取得時間を変えます。

(これは1-8,3-5という異なる目であるという構成の場合)

 

 

枠の順位が出たら次に馬の順位を見ていきます。これは単勝人気の1~7位をそのまま出します。これが「馬連の基準」なのです!

 

※同じオッズ帯がある場合にはオッズ取得時間を変えます。

(これは2頭以上が共に同じオッズであるという構成の場合)

 

 

オッズ取得時間に関してですが、中央競馬と地方競馬では全く異なることを最初に知っていて下さい。地方競馬は兎に角歪みが大きいので前売りオッズなどは全く役に立ちません。

地方競馬に参加するのでしたら毎回同じ時間帯で出来るだけレース直前のオッズを使うことです!

特に単勝オッズはレース15~5分前にオッズ取得します。地方競馬は其れくらいオッズには繊細だということを知っていて下さい。

 

中央競馬ではお昼過ぎ(5・6レースを過ぎた頃)を目安に午後のレースを見ていきます。

レイズでは5レース終了後に7レース以降のオッズチェックを始めるという感じです。その時点で疑問が生じるレースは再度時間を変えてみますが3回も4回も見ることはしません。

逆にいえばそういったレースは最初から勝負レースから外すこととしています。また時間直前になるにつれ変動するオッズのことは全く気にしません。

接近している単勝1・2番人気や7・8番人気にはどうしても目がいくものですがあくまでもオッズ取得した時点のものを使います。

 

そういった単勝順位の歪みは枠の配列に現れていると考えるからです。

大まかな表現ですが「突き抜け」の型では単勝1番人気馬に、「三角」の型では単勝2・3番人気馬に目を付ける順番とでも言いましょうかアドバンテージがあるのだと考えます。勿論、何が何でもという訳ではありませんが。

単勝1~3番人気馬の何れかが連対する確率は80%以上あります。かといって、その3頭で決まるのは15%に満たない現実!

このオッズが表す歪みにこそ馬券で儲ける為の本質があると云えるのです!

 

 

 

最後に例えば11頭立てのレースにおいて前記パターン②の枠構成で10番-08番-05番-04番-02番-11番-03番という単勝人気順位だったとします。

これを出馬表に表すと下記のようになります。 

 

 

枠番      8              5   4  3 2   

馬番    11 10・09 08・07 06・05・04・03・02・01

枠人気     A      B       C   D    E

馬人気    6    1         2                3   4    7   5     

 

 

この「枠と馬」の人気構成を視覚で見ていくことが大切なのです!

 

 

 

オッズを取得したら先ず最初に出馬表にこの「馬と枠」の構成を書き出してみて下さい。

このレイズ式人気作連表は馬券を考える上で必ずや大きな役割を果たすことになるでしょう!