夏季限定として暫くの間レイズの馬券に対する思考・展開・構造等を書きたいと思います。

 

当然、人夫々に馬券・競馬に対する考え方は異なりますので最初にお断りいたしますが、興味がない!面白くない!と感じましたらすっ飛ばして頂いて構いません。

的中自慢や絵空事の面白い記事は幾らでも彼方此方に転がっていますので。よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

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競馬、馬券に参加する上で誰もが望む「馬券で勝つ」ということを本気で考えるならば、答えは簡単で其れは破壊的な勝利を上げることにある!

但し、当然のことながらにその破壊的な勝利というのが人によって異なることだと知らねばならない。当たり前のことではあるが、どれだけ継続的な「原資」の基で行うかによって求める「破壊的な勝利」は異なってくるからだ!

馬券には誰もが毎月決まった原資を基に取り組むのだから当然である。1レースを1点100円買うものと1万円買うものでは同じ馬券を中てて同じ回収率を叩き出しても払戻し金額は大きく異なる。要するに他人の目先の金額の大小だけに惑わされてはいけない!

よく万単位での的中馬券を自慢する者がいるが其れは何十万、何百万単位の敗北の上に或るものだとすれば、そういったまやかしに惑わされる必要はないだろう。

それでもそんな偽りの勝利を求めるならば要するに馬券単位を上げればいいだけなのだから。

 

賭けの世界では乱暴な言い方ですが回収率100%を上回れば素晴らしい勝ち組なのだ!!

 



しかし現実には本当に重要なこととは「馬券効率」なのです!

馬券に参加するあなたにとって収支の単位は何ですか? 1レース毎ですか、1日単位ですか、土日単位でしょうか。其れともひと月単位なのでしょうか。中には半年、一年という長いスパンで考えている方もいるでしょう。
勿論、こんな時代ですからドカンとメインレースだけを買われる方もいらっしゃるでしょうし、、、


賭けの世界に足を踏み入れている以上、実は終わりがないということを知らなくてはいけません。しかし、原資の在り方によって参加の仕方というのは変わってきたす。多くの方が月単位による原資を用意するという方だと思います。その中でやり繰りをして望むのは競馬場を後にして居酒屋で一杯を楽しむ勝利だったり、何かプレゼントを買う勝利だったり、また次の馬券の原資に廻してと人夫々ですね。
まさか、馬券の収支だけで生活をと・・・という方もおられるのかも知れませんがw


それでも賭けの世界は非情でもあります。

どれだけ欠かさず参加しても頑張ったで賞はなく、的中馬券にありつけなければ何もかもが失われる現金のやり取りにあります。

結論から云うと賭け事は参加すればするほどに負けます!!
 

 

巷ではよく投資競馬という表現をされる方が用いる手法にマーチンゲールの法則があります。またそれに付随した追い上げシステムも数多くあります。しかし、それらによって破壊的勝利を上げたという話しは一切出てきません。寧ろ大きな負債を背負って賭場を立ち去る者しか現れないのが現実です。

絶対に負けることはないというマーチンゲールの法則による膨大に膨れ上がる賭け金は月単位で原資を用いる者には最初から破綻することが目に見えているでしょう。


例えば貴方は、1000円を賭けて5000円になり4000円儲かりました。3万円を賭けて5万円になり2万円儲かりました。と2つの結果をみてどちらを選びますか!?


すみません。これだけでは実はその答えの本質は求められません!

上辺の事象だけを拾うと5倍になったということと約1,7倍になったということの比較となるのですが、そこには「馬券効率」という概念が欠けています。一つのレースのことなのか、一日の結果なのか、が分かりません。

 

ここでは基本的な馬券効率として一日単位での収支を表していきます。


ということは、あなたは一日1000円を使えますか。それとも一日3万円を使えますか?

月単位として8日間で1000円なら8000円、3万円なら24万円の原資が必要になるということです。
要するにあなたの馬券に用意できる月単位の原資から一日の原資を決めなくてはいけません。購入するレース数や馬券式別・点数は二の次です。実はこの継続的に馬券勝負ができる月単位の原資が貴方の破壊的勝利の望む金額となることだと知っておいて下さい!

8000円を用意できる者は8000円以上の利益を求める。24万円を用意できる者は24万円以上の利益を求めるということになります。


何故ならば月単位として200%以上の回収率は間違いなく驚異的な勝利だからです!!

 
2倍にするという行為は間違っても容易いことではありません!

確実に2倍にするという行為とは2倍の馬券を1点で中て続ける行為なのです。勿論、そんなことは誰にも出来ません。其れは4倍でも8倍でも同じことなのです。的中率を考えるとやはり30倍、50倍以上の回収率を上げなくてはいけません。配当で馬券を決めるということではありませんが、そんな配当を中てなくては2倍にならないという現実を知る必要があります。そういった意味でも破壊的な勝利が必要なのです。


そして一日の原資が決まれば次に購入するレース数を求めていきます。

最初に申し上げたように買えば買うほど負けるのが賭け事なのです。一日12レースあるから12レースに参加するようでは決して勝つことは出来ません。限りある原資を最大限有効に使うために買うレースこそ絞らなくてはいけません。

馬券を中てたいならばレースを見て楽しむというメンタルが強くなくてはいけません。

蟻の馬券術では馬券予想は半自動でレースが予想出来ますが、その中から購入(勝負)するレースは自分で選ばなくてはいけません。こればかりは自動で決めれるものではありません。
しかし、参加するレースを決められるということはプレイヤー側に有利な状況であると云えます。
基本的には前半のレースではなくメインレースを中心に後半レースから考えていくことが良いかと思います。それは賭け事に対して「遊び」をなくすということが一番だからです。

ギャンブルの落とし穴のひとつに「次がある、次もある、次こそ」というスタンスがあります。こういうスタンスを取ることによりメンタルの部分に何処か甘さが出てしまうのです。そうなのです!!

買えば買うほどに損をするのが賭け事なのですから無駄な小博打を打ってはいけないと思います。



具体的にレイズの原資運用スタイルを云いますと、重賞レースを2~4単位で1レース(GⅢは2単位、GⅡは3単位、GⅠは4単位とし、一日2レースある場合はどちらかは1単位とする)、その他の特別レースの中から1単位で0~2レースの一日合計1~3レースに参加しています。

稀に参加したレースが1~2レースの場合のみ最終レースの参加を決めています。

 

 

いずれにせよ一日3レース以上には参加はしません!

 

1:1:2(GⅢ)  一日4単位

1:1:3(GⅡ)  一日5単位

1:1:4(GⅠ)  一日6単位




購入するレースが決まれば馬券式別・点数を決めるのですが、それについては次回にてお伝えしたいと思います。


相変わらずの長文・駄文にお付き合い頂きまして本当に有り難うございました。これからもよろしくお願いします。