皆さん、こんにちは
いつもお読みいただき
ありがとうございます
さて、先月ジェムザール6クール目を終え
CTの結果、軽い増大があり
主治医から
「効果があるとは言えないので
休薬してはどうか」
と言われ
治験の話が出たたところまで書きましたが
その後紹介状をもらって
治験をやっている病院を訪れました
まだ途中経過ですが
現時点では卵巣がん対象の治験の中では
参加できるものがなく
もっと範囲を広げて固形がん対象の治験で
参加できるものがあるか
調べてもらうことになりました
今そちらの病院でやっている治験は
ほとんど第一相だそうで
長い期間募集していても人数が少ないので
すぐ枠が埋まってしまい
また空いたら募集するとのこと
病院の治験サイトを見ると
たくさんの治験が出てきますが
そういう理由があるので
条件が合うことも大事ですが
"タイミング"が何よりも大事なんだと
痛感させられました
固形がん対象に広げても
受けられる治験がない時は
受けられる治験が出てくるのを
待つこともできます
でも治験の効果を正しく測るために条件に
『前の治療から1ヶ月以上経過していること』
というのがあるので
治療しながら待つということが難しいのです
👨⚕️「無治療で待つというと不安ですよね
それに耐えられず治験を断念する方も
多いんです」
とのことでした
私もいつまで待つのか
それもまだ決めていませんが
元の病院でマーカーの推移などを見ながら
主治医と話し合って決めようと思います
また治験によっては
組織検査が必要なものもあるのですが
私の手術で採った組織は
10年近く経っているので
転移した肝臓の組織を
肝生検で調べる必要が出てくるかもと
言われています
ただ昨日のお話では
👨⚕️「肝臓のがんが端にあるので
肝生検をやるとがん細胞が
腹腔内に飛び散る可能性があるので
肝臓外科と話し合いが必要かもしれません
できればご紹介いただいた病院にある
古い組織を使ってみたい」
とも言われました
私としては生検じゃなくて
肝臓のブツをごっそり採って
病理でいろいろ調べてほしいんだけど
治験のためとなると
なかなかそうはいかないみたいです
私は皆さんご存知のように
今めちゃめちゃ元気なので
昨日も先生や看護師さんに
すごく驚かれましたが
(問診の時に「月6回山登りしてます」と言ったら
驚きながらカルテに書かれました😅)
画像や治療歴を見るとなかなか難しい状況で
そのギャップが大きすぎなんですよね
昨日は治験以外にできることはないか
お伺いしましたが
やはり手術も放射線も適応外
抗がん剤も既知のものでした
治験しか道がないのか
と思っていたところ
👨⚕️「治験は"新しい治療の一つ"というより
"未知の治療の研究に参加する"
と思って下さい」
と言われて
治験は一縷の望みを託すものではない
と思いました
もちろん希望は捨てませんが
過度な期待はいけないなと
もっと冷静に客観的な視点で
これからどうするかを決めようと思いました
そして、治験については詳しい内容を
ブログに書けないことが多いので
これから治療についての投稿は少なくなるか
ぼかしながらになるかもしれませんが
ご理解いただけるとありがたいです
この病院を訪れた日は
ここに通院している友人が
1日付き合ってくれました
(病院に着いてから会計が終わるまで
5時間かかりました😫)
診察はひとりで受けましたが
病院までの送り迎え、院内の案内
待ち時間も一緒にいてくれて
どれだけ心強かったか…
他にもいろいろ教えてくれたり
心配し祈ってくれる仲間がいて
ひとりじゃないことを常に感じられて
本当にありがたかったです
そして12月7日と言えば
10年前の今日、かかりつけ医で
卵巣がんの疑いがあると言われました
あれから世界が一変し
ほぼ10年間ずっと治療を受けていますが
1年4ヶ月の闘病で亡くなった母の
10倍のマーカーだったこともあり
あの時はこんなに生きられるなんて
本当に思ってなかったので
感謝の気持ちでいっぱいです
まだまだ生きる気満々なので
やりたいこと、やるべきことをやって
人生楽しみまくりたいと思います