3日前にバリ島より帰国しました
ですが・・・
今回のバリ島旅行では色々な事があり過ぎ疲れが出たのか、帰国した日の夜から熱が出てしまいブログUPが遅くなってしましました
出発の日から順を追ってUPしていくつもりでいたのですが、私達と同じ思いを他の方にはして欲しくないので、今回の旅行で起きた事件にについて先にUPしたいと思います。
バリ島6日目のウブドに有るPadi Pradaに滞在中のこと。
ブングスしてお部屋のテラスでお昼ご飯を済ませ、前回のバリ旅行でお世話になったRumah Pakir へ遊びに行く時に、パパさんがついでに両替もしてこようとセーフティーBOXの中に入れておいた日本円の封筒からお金を出すと
「あれ?おかしい!お金が足りない・・・6万円も・・・」
と言うんです
まさかと思い、ドルを管理していた私はドルの封筒の中身を確認。
銀行で確認の為に封を開けた$300のパック3つの中の$50札が2枚づつ減っていたんです
ホテルの支払いの為に用意してきた$札だったので、もちろん手はつけていないのに
「やられたーーーー」
盗難です
すぐにでもホテルのスタッフに言いに行きたいところですが、日本語が通じるスタッフは居らず、英語&インドネシア語で説明する事も出来ないとゆう事と、言ったところでお金は絶対に戻ってこないと分かっていたので、どうしたら良いのか分からずままブルーな気分でとりあえずRumah Pakirへ。
Rumah Pakirに着き、奥様のさつきさんに話したところ・・・
「それは絶対に言わなきゃダメよ!お金は返ってこないと思うけど、何も言わずに泣き寝入りはダメ!旅行会社通して予約したなら、とにかくそこへ連絡してホテル側に話してもらうのが良いよ!」
と言われ、Rumah Pakirを出てすぐにPadi Pradaの予約をお願いしたPartenza の遠藤さんに電話
遠藤さんはすぐにホテルに電話をしてくれたようで
「ポリスも呼ぶ事になりそうなので、僕もすぐそちらに行きます!!」
とクタのオフィスから駆けつけてくれる事に。
私達家族はそのまま一度ホテルに戻り、遠藤さんとの約束の時間まで1時間以上あったので子供にも食事をさせなくてはと出かけようとすると、Padi Pradaのオーナーとマネージャーの様な人に止められ
「エージェントさんがすぐに来るから出かけないで!」
と言うんです。
「約束の時間まで1時間以上もあるから大丈夫でしょ!?」
と言うと
「そんなに時間は無いよ。もう30分位で来るから!ここのレストランで食べれば良いよ!10%ディスカウントしておくから!」
みたいなこと言うんですそんなの嫌に決まってるだろーーー
部屋に戻り待つ事、結局1時間半後
私達、間違ってなかったんじゃ~~~ん
食事行けたじゃ~~~ん
遠藤さん(遠藤さんとはこの時初対面)が到着後、オーナー達と話しが始まり、オーナーは
「私は、私のスタッフを信じている」
の一点張り。これは当たり前なのかもしれないけど、私達も納得できるはず無く警察を呼ぶ事になる。
程なくして警察到着
ポリスは来るなりオーナーと笑顔で握手
えっっっ!!何かおかしいぞ!!!!まさか知り合い???
事情聴取が始まり、私達も最後に現金を確認してから現金が無くなるまでのタイムテーブルを作らされ、部屋に移動し現場検証。
この時も、警察とホテルスタッフは笑顔で楽しげな雰囲気
「本当に現金は有ったのか?数え間違いではないのか?」
「使ってしまったのではないのか?」
「泥棒なら全部持っていくはずだ!!」
警察から何度も同じ質問で、いまいち把握できてない感じに、パパさんと遠藤さんもこの時点で怒り気味
挙句の果て、オーナーに
「気付いた時になぜ言ってくれなかったのか?」
と言われ、警察にも
「そうだよ、早く言ってくれなくては!」
と言われ、言葉が通じないからと理由を言うと
「言葉が通じないって、チェックインやレストランで注文できているじゃないか!!」
なんて言うんです。それ位は言えるだろーーー
インドネシア語で言っていたけど、これはさすがに私でもなんとなく分かったぞ
これを聞いたパパさんは怒り奮闘日本語で怒りをぶちまけると全員呆然。
子供が寝てしまったので私はホテルに残りましたが、その後パパさんは遠藤さんやスタッフと共に警察へ行きレポート作成。
パパさんがホテルに戻ってきたのは深夜1時頃でした。
翌日警察が持って来た書類にサインをし、捜査を始めるとの事ですが、きっと犯人は捕まることは無いと思います。もちろんお金も戻ってはこないでしょう。
時間ばかり取らされて何も無かったではないかと思われる方も居るでしょう。実際被害に遭っている多くの日本人観光客の方も、時間の無駄等で被害届を出さない方が多いらしいです。
しかし、私達は被害を公けにして良かったと思っています。
何も言わず泣き寝入りしてしまうと、又同じ事が繰り返されると聞いたし、『日本人はやっぱり何も言ってこないから』と思われるのもシャクだし、ハッキリ言わずにいたらいつまでもくよくよ落ち込んでいたかもしれないから・・・。
遠藤さん曰く、盗難事件はよくある話だけど、全部で9万円は額が多すぎると言っていました。
私達も、いつもは多額の現金は持って行きません。
でも、今回は現地でのホテルの支払い&大きな買い物をする予定でいたので、たまたま現金を持っておりました。
しかも、普段からセーフティーBOXをあまり信用していない私は、現金の入った封筒に毎回金額を書き、その封筒をパスポートケースに入れ、そのパスポートケースにも南京錠をかけていたのに、これまた今回は油断して封筒のままセーフティーBOXに入れてしまっていたのです
私達にも反省すべき点はありました。
今回の事件は、少しバリに慣れ油断していた私達への忠告かもしれません。
最初はかなりへこみました
しかし、事件の後に弟ちゃんの
「殺されなくて良かったね。又一生懸命働けば良いんだよ」
と言う言葉に救われ、かなり前向きに
ちょっと高い授業料になったけど、遠藤さんというとっても良い方と、バリ島で又素敵な出会いが出来ました。
力になってくださった方&心配してくれて励ましてくださったバリ島の皆さんに感謝です。こんな事があっても、バリは全然嫌いになりません
買いたい物が買えず不完全燃焼的なまま終わった旅行だったので、次回のバリ旅行への想いがますます強くなっちゃいました(笑)
次回からのバリレポでは、気を取り直し楽しい(?)事をUPしていきたいと思っております。