数日前の事、とても暑い日があった


買い物に出掛け、自宅まで後20mの辺りで、

老婦人がふらふらと歩くと言うより今にも倒れそうガーン


「大丈夫ですか?」と声をかけると

「あ〜〜、そこのお寺が家だけど‥」

「荷物持ちましょうね」


そしたら、ふらふらと倒れかかり

慌てて腕を掴むも間に合わず倒れて‥

「ちょっと私の荷物を置いてくるので待っててください」

走って家まで帰り、荷物を置いて日傘をさして老婦人の所へ


起こしてあげて、話を聞くと

「子飼まで買い物に行ったけど、こがん重かとは思わんだった

 すぐそこのお寺までだけど‥」


この辺りにはお寺が沢山、とにかく沢山あり

すぐ先には大きなお寺、あそこか!


荷物を持ってあげて、日傘をさして、

老婦人を支えて連れて行こうとしたら、

まぁびっくりヨチヨチふらふら

全然進まないガーン


途中で日陰を探して座らせたりして‥

そしたらまっすぐ行かずに、角を左折‥えっ直進じゃないと?


手を離すとふらふらヨロヨロ


そしたら、近くのKさんがそれを見て

「てんこさんの知り合い?

「ううん、知らない人

そこの角でふらふらされてたから、家まで連れて行こうと‥」


家はどこかとたずねても、そこのお寺としか言わない婆さん

ほんとにそお言いたくなる


Kさんも家から杖を取ってきて、後で玄関先置いといてニコニコと‥


2〜3m歩く毎に倒れそうになり座らせて、

それを見かねたKさんがタクシーを呼ぼうと言ったら


タクシーは呼ばんでもよか

歩いていけるから

一歩踏み出すごとにヨロヨロふらふら

私は荷物と婆さんを支えて汗だくアセアセアセアセ


そらぁ無理ばいた

直ぐに呼んでくるけん❢


Kさんも呆れてましたプンプン


タクシーを待つ間、眼の前を通る車に

「あ、この車は乗せてくれんチュー

「あれは普通の乗用車ですよ」

こんな会話の繰り返し


タクシーが来て、乗せて行き先は?

「そこの先のお寺」を繰り返しプンプン

とにかくお寺が多いんです

わかるわけなかでしょ!チュー


住所を聞くと「南坪井!

もしかしてお隣が鰻屋さん?

「そう、そこそこ」

後はタクシーの運転手さんに任せて‥バイバイパー


その婆さんは方向が90度反対の方向へ歩いてた‥おいおいプンプン

30m程歩いただけなのに30分以上もかかってしまったショボーン


話し具合から、少し認知が入ってたのかも‥

後でお寺に無事に帰り着かれたかたずねてみようと思ったけど‥

きっと大丈夫だろうウインク



義母と義叔母の事を思い出した

いつの日か、私も‥

いやだ〜!プンプンプンプンプンプン


愚痴が長くなってしまいました

ごめんなさい