暗くなって門を閉めてたとき、
ふと空を見上げると
冷たい空気の中にお月さんが
ぽっかり浮かんでいた
あ~あ、これだ、この月だ
寒い夜、澄んだ夜空に見た月
小さいころ、母にからって(おんぶ)もらい夜道を行った時
空を見上げて
「かあちゃん、お月さんのついて来よらす」
「なら、走ってみようかね」
「まーだ、ついて来よらすばい」
「ほんなこつね」 あはははは
夜、暗いのが怖くて一歩も出れなかった私
このときは、母が買い物に行くのでついて行った
母の背中はあったかくて安心できた
ちいさい頃の思い出
そんな母も90才になった
顔でもみにいこうかな

