あんなに荷物検査とか厳しかったのにアンマンでテロが起きました。
自分が通り過ぎた後の出来事ではあったけれど。
最近、ちょっと旅に慣れてきて旅ナメテタかもしれない。
一歩間違えたら常にあの世行きって位の緊張感に満ちていた
日本出発したての初心をもう一度思い出さねば。
まぁ、テロは気をつけても気をつけようがないけれど。
自分基本的に大都市とか苦手なんで、一泊だけで
早々にアンマン退去。
今日のメインイベントは『死海』。
死海に浮くのが幼少からの夢でした。
アンマンから死海に向かう道すがら
久々にこけました。下の写真、バイクの一歩先は断崖
絶壁一直線。写真ではわかりにくいですが、かなりの
傾斜で路面は砂利。
ブレーキかけたらバイクの重さと路面の砂利で滑り出して
停まらない・・・
こりゃ、あかんと故意にこけてバイク停めました。
鳥肌立ちました、久々に。
ロシアで大ゴケして以来ですわ。
景色に見惚れるとロクなことになりません。
それにしても吸い込まれる様な良い景色でした。
ホンマに吸い込まれるとこでした・・
念願の
死海冗談抜きに浮きました。この写真とるために
わざわざ新聞紙荷物に積めてましたから。
感動したっ!!
左:自分
右:同宿だった韓国人旅行者
対岸に見えるのはイスラエル。
死海の泥パック。ホンマに肌すべすべになるんです。
泥、ビニール袋にしこたま積めたろ思う位印象的
でした。
塩分濃度27%と長時間浸かるのはしんどくて30分くらいで
遊泳終了。
シャワー浴びて、南へ進路をとることに。
写真横で申し訳ないのですが・・・・
この死海沿いを走る死海パークウェイは日本からの円借款
で作られたそうです。快適でした。
途中何度か検問もありましたが、パスポート見せるだけで
「おぉ、日本人か、WELCOME!!」
と親日ムードに溢れてましたし。
交通量も少なく久々に気持ちよいライディングが楽しめました。
それとともにお腹の痛みもダイブましに。
病は気からって感じ。
道中、ラクダ・ベドウィンの姿が目につくようになるとともに
地質がさらさらの砂に変化してきました。
一面の砂の世界、そして今まさに向かおうとしているのは
映画『アラビアのロレンス』で登場したアカバ港。
ロレンス達もここらへん通ってアカバに到達したのでしょうか。
そう考えると、少し興奮してきます。
アスファルトそれて少し砂走ってみようと試みましたが
バイク重くて埋もれました。無理っす。
アフリカ縦断のネックとなりそうな予感・・・
そんな感じで368kmほど走りアカバに到着しました。
アカバにてマクド発見。下痢も下火だったため
がっつく。弱ってるときは食べ慣れてるもんが一番すわ。
アカバの地図