【西国第4番】施福寺(大阪・天台宗) | 転勤族☆たれ旅ぶろぐ2 from 千葉(転勤8回目!)

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 続いて、第4番の施福寺へ。http://www.saikoku33.gr.jp/04/

 国道24号から国道480号に入り、カーブが連続する山道を北上。
 高野山の帰りに通った県道62号(粉河街道)の方が、まだマシだったような気がする。

 国道170号とぶつかったところで東へ。その先を右折して山を登れば、槇尾山入口。

 さて、第4番が西国霊場屈指の難所と言われている理由は、ここまで来るのが大変ということ。
 (槇尾山バス停まで、平日1日4本。それを逃すと、槇尾山口バス停から徒歩1時間。)
 さらに、槇尾山入口から本堂のある山頂まで、徒歩40分かかるということ。

 駐車場に到着したのが16時10分。「50分までに登れば、納経所もまだ開いてる!」とスタートしたものの……
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 仁王門まで15分。緩やかな坂なのに、案外キツイ。
 仁王門のところに「納経所まで30分」と書かれていました。時間ギリギリ。
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 仁王門の先から、本格的な山道。
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 段々急になっていきます。
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 六丁から始まり、四丁過ぎたところで、もう息切れ。太股も痛い~。
 そう、これが紀三井寺の観音さまの「耐え得る試練」なのでしょう。

 途中降りてくる方が「こんにちは」と声をかけてくれました。
 「もう少しだから」「ご苦労さま」そんな一言が嬉しい。
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 あと一丁!
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 途中、弘法大師が剃髪したという愛染堂。
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 愛染明王は弘法大師の自作だとか。
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 この階段を上れば……
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 ゴール!!
 ちなみに仁王門から20分でした。ああ、疲れた。
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 開創は、欽明天皇時代(539年~571年)。大和時代?
 欽明天皇の勅願で創建され、山岳修行の道場として発展。空海(弘法大師)が修行、出家得度したことでも名高いそう。
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 ツアーは第3番までだったのか、閉山時間が近いからか、ひっそりしています。
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 さて、中へ。こちらは拝観料無料でした。

 お寺のご本尊は弥勒菩薩で、両側に十一面千住観音と文殊菩薩が祀られています。
 苦労して登って来た後だから、余計に有り難く感じます。

 個人的には、本堂奥の馬頭観音が必見です。
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 ここは巡礼の方も少ないから納経所も混んでいないだろう、と思っていました。
 私達の前に2名いて、確かに混んではいなかったのですが、これがツアーの担当者。
 ご朱印担当者だけ一足早く山を登って来たのでしょう。毎回大変ですね。

 納経所は2箇所あったので、もう1つの方で書いてもらうことになりました。
 行ってみると、ツアーの分を左右で半分ずつに分けたようで、一生懸命書かれていました。
 「団体がな~」と、ちょっぴりお疲れのご様子。

 だからご朱印も、少々お疲れ気味でした。
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 休憩所から見た槇尾山。はるばる登って来ただけあって、いい景色。
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 ゆっくりくつろいでいた所に、突如人の声が。ツアー客×4台分が、17時過ぎてからようやく登って来たようです。さっき、ゆっくりと本堂を見る事ができて本当に良かった~。

 山は日が落ちるのも早いもの。何しろ下りるのにまた40分かかる。早めの撤収、と下りていったら、まだたくさんの人が登ってきました。
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 「こんにちは」「もうすぐですよ~」と声をかけました。「ああ、もうすぐなの?」と笑顔になった人もいて何より。

 行きは35分、帰りは40分かかりました。下山の方が時間がかかったのはどうしてだろう。
 せっかくなので、槇尾山入口にある、万願寺へ。

 本堂は弁財天ですが、閉まっていて見られず。
 でも、その奥の満願滝が見事でした!かつて弘法大師が修行してのかな。
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 滝の途中の不動明王。
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 駐車場に戻ったのが17時40分。本当は第5番も行きたかったのだけど、しょうがない。
 今日はここまで。