母ちゃんちの晩御飯とどたばた日記
昨日の6月4日木曜日の晩御飯
*豚しゃぶ肉とにんじんの中華和え ゆでアスパラ添え
*茄子と牛小間の甘味噌煮
*冷や奴
*足らないかと思って保険にししゃも



母ちゃんちの晩御飯とどたばた日記
火を通すと甘くなってしまう人参。
甘い人参が苦手なオットのために、甘味を引き出すことなく調理。
ザーサイが味のポイントになってます。





今朝のオッサン弁当
母ちゃんちの晩御飯とどたばた日記
◎アスパラの豚巻き
◎出汁巻き卵(辛すぎた、、、、どうやら寝ぼけて2回醤油を入れた)
◎ししゃも
◎味付き枝豆



今日のはホントに枝豆だからね、スナップエンドウじゃないからね。
鞘は残すんだよーーー。







昔はそんな制度はなかったと思うんだけど、いまどきの子どもは恵まれているといろんな場面でそう思う。
例えば給食だって、昔はパン食のみ!で、ご飯なんて出てこなかったし、味ももっともっと残念な感じだった。
小学校でパソコンの授業があったり、英語の先生が外国人だったり、羨ましいことだらけだ。


これもたぶん全国的に行われている活動のひとつのようだが、中学2年生で行われる一番大きなイベントと言えば、、、、、




職業体験。




1週間ほど地域の企業や学校、保育所などの協力を得て、中学生たちが働く!!という画期的な試みだ。
中学生の受け入れ先としては、スーパーやコンビニ、パン屋さんにケーキ屋さん、和菓子屋さん、それから老人ホームや病院、お花屋さん、図書館や消防署、警察署もあったかな?
一応自分がどこへ行きたいかと希望は出せるのだが、やっぱり人気のある職種になると集中してしまうだろうし、そこは先生が均等に振り分けるようだ。
さて。



我が家の思春期男子は一体何に興味があるのだろうか。







もちろん奴は釣りにしか興味はなかった。
釣り具屋に行きたかったのだが、残念ながら釣り具屋からのオファーはなし。
母さん的には
「将来あんたがその道に進まなそうなところへ行けばいいやん。
将来その仕事に就くことはないんやったら、一生に一度しか体験できへんようなところに行ってみ~な。
例えば













消防署とか」





母さんは知っていた。
何年も前からチェック済みだった。
消防署にて行われる「職業体験」がいかに











大変かを♪

腹筋にダッシュ、ランニング、壁をロープで上る系、建物から建物へロープで移動系、、、、、、、、
ジャージ姿の中学生男子がへろへろになりながら汗だくになりながら、イケメン(そう、消防隊員はイケメンだった)消防隊員にしごかれる♪





そう、超ハード体育会系、消防署。


母さんお勧め♪






しかし、


「ありえへんな。
絶対消防署だけは行けへんわ」

あっさり却下されてしまった。



結局、男子仲間との話し合いの結果(?)、スポーツ用品店か、大手スーパー、コンビニ、このあたりに希望を出したらしい。




ッチ!!
スポーツ用品店だのスーパーだのコンビニだのって、数年後に普通にアルバイトでも行けるやん・・・

どうか先生が、消防署に行かせてくれますように、、、(母、心の中の声)





しかし、先生からてんきちに割り当てられた職は、





大手スーパー(兄さん、大喜びさ)。
職業体験が行われるより先に、そのスーパーへみんなで挨拶へ行ったらしいが、母さんの残念さとは裏腹に、帰ってきた兄さんは
「マジ凄かった!
あの、銀色のドアの向こうに俺ら入れてんで!!!!!!」
と、

未知の世界、従業員専用の部屋に入れたことに、大興奮していた。


もちろんお遊び気分じゃ、仕事は務まらない。

「自分がスーパーに行った時に、どんな態度で店員さんに接してほしいか?」
「自分がスーパーに行った時に、どんな態度の店員さんにむかつくか」
「どんな接客態度がお客さんは嬉しいと思うか」
などとこんこんと話し合い、


「お店の人にはもちろん、お客さんには必ず元気よく挨拶をすること」
「言われたことには返事をすること」
「友達同士でたむろして仕事中におしゃべりをしないこと」
などなど、兄さんは自分でたくさんの答えを見つけた。





がしかし。
あんなに楽しみにしていたスーパーでの職業体験は、例のインフルエンザのために中止になってしまったのだ。


そして代わりに行くことになってしまった職とは・・・・

















なんと幼稚園だった。
クールでシャイでぶっきらぼうな男子がよ、よよよよよよ幼稚園!!!!!!!!

一番似合わ

大丈夫か?
兄さんに小さな子の相手なんて出来るのか?
母さんはものすごく心配した。




しかし兄さんはそれ以上にショックだったようだ。

前日にその知らせを電話で受け取ったのだが、あまりのショックに
「何で俺が幼稚園、、、、、、




俺、もう行けへんわ、、、、明日から休むから」
との落ち込みよう。


しかし兄さんは翌朝、ちゃんと早起きし(髪の毛をセットし)、始業の時間に間に合うように家を出たのだ。
その翌日も。
その翌日も。



1週間、ちゃんと働きに出たのだ。




夕方、部活疲れとは全く違う種類の疲労感いっぱいで帰宅する兄さんに、毎日
「今日はどうやった!
何をしたんや?」
と聞く。



「今日はな、3歳児と電車ごっこをしたわ、、、、」



「今日はずーっと砂場で遊んでた」





言葉少なに語られる兄さんの幼稚園での1日は、それはそれは楽しそうで♪

ある時オットがからかい半分に
「おにいちゃ~ん、おしっこぉーーーーとか言われるんか?」
とてんきちに言ったところ、てんきちはにこりともせず








「『おしっこ』ちゃうで。





『しぃしぃ』や!」



と言い放ったのだった。


母さんはとてもうれしかった。
本当に嬉しかった。

普段、妹たちをからかって泣かせたりキーキー言わせたり(もしくは全く無視)しているあのてんきちが、小さな子たちの『しぃしぃ』の世話をしてやっているのだ。

兄ちゃん、兄ちゃんとまとわりつかれて電車ごっこをしてやるてんきち。
手を引っ張られ、お砂場遊びに誘われるてんきち。


母さん、妄想するだけで楽しいよ。



兄さんが幼稚園へ通っている間、兄さんのお昼ご飯はほぼ毎日、母さんが作るオッサン弁当だった(1日だけ、どうしても体調が悪くてコンビニに行ってもらったが)。

最終日、帰ってきた兄さんは

「今日はお弁当参観日やったで」

とあり得ないことを口にした。

なんと、お昼御飯の時間、園児たちのお母様方がいらっしゃって、子どもたちのお弁当を食べている姿を見ていたというではないか。
ってことはもちろん、職業体験中の兄さんら中学生の弁当も・・・・


ああそうかい、今日はコンビニ弁当じゃなくってよかっ・・・





な、なんですとーーーーーーー!!!!!!!!!!
聞いてへんでーーーーーーー!!!!!!!!


きょ、今日の弁当はたしか昨日の残り物の、そう、焼き肉弁当・・・・


「俺の、残り物弁当(なんだと?)も後ろからじろじろ見られたわ。




でな、ちょっと聞こえてんけど・・・」






何!

何だって!!!!!!!
何が聞こえただって!!!!!!!!!!!!






「お母さん同士がひそひそ声で

『あれみて・・・!』『凄いなぁー』
って言ってたで。」


あ、たぶん大きさ?
それとも中学生なのに渋い曲げわっぱ弁当使ってるところ?
それともいかにも男子!って感じの肉が前面に出た弁当なところ??

理由は定かではないが、兄さんはそう言ってまた母さんを泣かすようなことを!!!!!!





「園長先生もな、俺の残り物弁当見て(なんだと!)



『美味しそうな弁当やね』
って言ってたで!
ただの残り物やのに!(コラ)」






そんなわけで、兄さんの職業体験は無事に終わったのでした。
将来どんな仕事に就くことになろうとも、でも中学2年生でやったこの体験が、兄さんを大きく成長させてくれたと母さんはとてもとても思ったのでした。








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本日は「てんきち母ちゃんのスパイスごはんdeおかわり」の更新日です。
今月のスパイスは何かな~?
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