2006年3月19日(日)

本日3月19日日曜日の晩御飯
*和牛ロースステーキ 椎茸(笑)と舞茸のソテー、アスパラ、ニンジンのグラッセ添え
菜の花とベーコンのガーリックマリネ
切り干しベーコンじゃが

サバイバルの予定が・・・

本当はサバイバルメニューの予定だった・・・今日も。
ちなみに幻となってしまったサバイバルメニューは
*冷凍のうどん
*冷凍の枝豆の枝豆ご飯
*乾燥ワカメとニンジンのかき揚げ
*出汁巻き卵
*切り干しで増量したベーコンじゃが


ゴメンネ、サバイバル料理を楽しみにしてくれてたよしよしさん(;´Д`)ノ
今日は訳あって、買い物へ行ってきた。






昨日の夜、せっせこせっせこ椎茸話の日記を書き上げ、「保存」のボタンを押すか押さないかって時だったと思う。




電話が鳴った。




保存を押す手を止めたまま電話にでると・・・・


なんと電話の相手はてんきちのサッカーチームのコーチ。

ちなみに直々に電話を戴いたことなんてこの4年間、一度もない。
明日の日曜日の練習が雨のためありません・・・だの、来週はどこどこで試合があるのでどこどこに何時に集合です・・・だの、そんな内容の連絡は必ず電話連絡網で回ってくるはず。

な、なんだ?!(゚Д゚)


全く見当がつかん・・・・



コーチ「実は急で大変申し訳ないのですが・・・・



先日のリーグ戦の時の優秀選手にてんきちくんが選ばれまして、明日表彰式に参加させますので・・・・・」


母さん「へぇ・・・はぁ、そうで・・・」




ヾ(;;゚Д゚)ノ 工工エエェェェェェエエ工工


そりゃまた急じゃないの!
オロ(;゚Д゚)ノヽ(д゚;)ノヽ(゚ )ノヽ( ゚)ノヽ(;゚д)ノヽ(゚Д゚;)オロ

o(- ̄*o))))...ウロウロ...((((o* ̄-)o
どどどどどどっどどどどどどどどないしましょー


「それと、5年生になったら[emoji:v-353]選抜チーム[emoji:v-353]に推薦しますので、身長と体重を教えて欲しいのですが」





( ゚゚)キタ?(゚゚ )キタノ?( ゚∀゚)キタワネ!(゚∀゚*)キタ━ヽ(゚∀゚)ノ━!!


てんきち、グッジョブ!ヽ(´▽`)/



とは言うものの、てんきち人生初めてのこんな晴れ舞台だというのに、明日に限ってオットは仕事il||li _| ̄|● il||li

しかも表彰式が行われる場所と言うのが○川の河川敷。


河川敷・・・しかも駐車場はないと監督に言われたため、カメラマンとして同行するのをさっさと諦めたわたし、このときそれ以上詳しく場所等を聞いていなかったという痛い間違いを犯してしまう。



そして今朝のこと。
てんきちがいそいそと出かけてしまってから(てんきちはコーチの車で送ってもらえることになっていた)、のんびりと新聞を眺めながらコーヒーなどを啜り、暇だったので妹にメールした。


メールを送って1分も経たず、実家から電話が鳴る。

アンタ!何やってるのッ!!!!!!!!


何で行かないのよッ!!!!!!!!!!!!!!!


さっさと行って写真撮ってきなさいよッ!!!!!!!!!!!!」


だ、だってさー・・・車でいけないし、まだ化粧もしてないし、髪はボサボサだし、すぅはまだパジャマだし、部屋はありえないほど散らかってるし、すぅとなーちゃんは今喧嘩してるしー・・川は広いし遠いし、しかも自転車で行かなきゃいけな


「行ってやんなさいヨッ!!!!!!!!!!!!」


は、ハイー・・・・・(;´Д`)ノ




時刻は9時20分。
表彰式が始まるのは10時。

マッハの勢いで化粧、すぅにもうちょっとマシな格好をさせ、喧嘩している2人をソファーに無理矢理座らせ、ビデオをセット。
てんきちの字でラベルに「びじょとやじゅう」と書かれたものを選び、巻き戻しをしている間に朝ごはんの食べ終わったものを流しに運ぶ。
帰ってきてから洗おう。
今朝から4回目のトイレに行き(あーーーー朝からもうハイペースで1ℓもお茶を飲んだ自分を呪おう)、コートを羽織ってサングラスをかけ(泣くかもしれないので)、ボサボサヘアーを隠すべく帽子を目深に被る。
最後になーちゃんをすぅに
「母さん、ちょっと兄ちゃんのサッカーに行ってくるからビデオを観ててね。
すぐ帰ってくるからね。
電話がなっても出なくていいよ。
ピンポンがなってもでないでね。
すぅがトイレって言ったらついて行ってやってね」
と念を押しながら、ビデオを再生させてやる。


「美女と野獣」のはずが何故か画面に堂々と現れるはマイケル・J・フォックス( ̄Д ̄;;

・・・・・・・・・・・この際、、バックトゥザフィーチャーこれが美女と野獣ってことにしよう。


「これ、見ててね」
と振り返ると、嬉しげに頷く2人。


よし、急ごう。

洗濯機のなかには、先ほど洗濯が終わったらしい洗濯物がぎっしり詰まったままなのは重々承知だったがすでに9時半。
干している暇はない。
帰ったらおそらくきっとたぶん絶対、臭ってるかもしれないことを頭の中から消去して出かけた。




ボロボロのママチャリを漕ぎ、河川敷を目指す。
普段ほとんど自転車に乗らない生活なので、久々に乗る自転車はホコリまみれ。
しかも空気があまり入ってないようだ( ̄Д ̄;;
重い・・・・・重過ぎるペダル・・・・・

人も車もまばらな静かな日曜日の朝。


ありえない勢いでかっ飛ばすママチャリ。
少し風が強いようだ。
後ろから風が吹くとかなり飛ばせるヽ(´▽`)/
この調子で漕げば、あっと言う間に川だ。
ちなみにわたしが目指したのは海に一番近い川下。
あとは川沿いを徐々に川上に向かって流していけば間違いなくサッカーの表彰式をやっている場所に行き着くだろう。

さあこの坂を上ればいよいよ目指す川沿いだ。


もちろん坂は立ち漕ぎ。
サングラスをかけたオバサンがのどかな日曜の朝に血相を変えて立ち漕ぎだ。
さぞかし見もの・・いや、怪しかったことだろうil||li _| ̄|● il||li


やった!川よ!
息をかなり切らしながらぜーぜーと川沿いに目を走らす。

違う。
最初に見えてきたのは何十台もの消防車。
どうやら放水訓練?かなんかやっているらしい。

ぼんやり見学している暇じゃない。
もっと川上に行こう。



しっかし恐るべし川沿い!
こんなに風が強いとは全く予想しなかった。

しかも風は何故かわたしの真正面方向から吹き荒れる。
たぶん、風速70メートルはあったね。
スカイダイビングで飛行機から飛び降りた直後の、あの落ちている間の風圧にも匹敵するような向かい風。
いや、ホントに冗談じゃなく。
息が出来ないほどに吹いてくる風。
しかも休みなく常にだ。
ただでさえ先ほどの坂で体力を使っていたわたし、早くもバテてくる。

ぜーぜーはぁはぁぜーぜーはぁはぁぜーぜーはぁはぁ
肺は新鮮な空気を要求し、それなのに口でだらしなく息をするため用事のなくなった鼻からは寒さの余り鼻水がたらたら出てくる。
鼻はすすらなきゃいけないわ、息は吸わなきゃならないわil||li _| ̄|● il||li


まさに今、酸欠状態。

嗚呼いっそのことマスクをしてくるんだったよ。
サングラスじゃない、必要なのはマスクだ!
鼻水が垂れても誰にも見られる心配のないマスクだ!!!!!
息をさせてくれ、そう、もっと空気だ・・
いや鼻水が垂れそうだ鼻をすすれ(;´Д`)ノ


まさに台風の風の中を風に真正面から逆らって自転車で行こうとしているよう。
しかし漕げども漕げども前にちっとも進んでいかなくなってしまった。
流れるプールで逆流して泳いでもちっとも前に進まないあの状態を想像して欲しい。
体力だけがどんどん奪われていくのだ。

とうとう自転車を降りてしまう。
ぜーぜーはぁはぁぜーぜーはぁはぁ
肩で息をしながらとぼとぼを川の上流をひたすら目指して自転車を押して歩く。

川の遊歩道はサイクリングロードとジョギングロードになっているので日曜日の朝はオシャレなご夫婦が足取りも軽やかに談笑しながらウォーキングしてらっしゃったりする。
バテバテで顔もゆるゆるでかなりいけてない顔になっていたことは分かっている。
しかしそんなことを言ってる場合じゃない。

ひたすら急ごう。
待っててくれ!てんきち!




(゚Д゚)ハッ!!!!!!!
向こうの方に見えてきたわ!!!!!!
白いユニホームを着た子供達が元気に走りまわ





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野球チームか。


くそぅ・・・

風がマシになれば自転車を漕ぎ、再び風速70メートルになれば自転車を降りて歩く。
嗚呼神様、今何時ですかil||li _| ̄|● il||li

苦しい・・・・こんなに苦しい思いをしたのは20年ぶりくらいだろうに。
体育の時間のマラソンでもこんなに辛くはなかった。
冷たい風のため、耳が引きちぎれそうに痛い。
しかし背中はありえないほどに汗をかき始める。
おでこもテカテカに輝いているだろう。




そのときだった。


見て!
川のずっと上流の方、1、2キロほど先だろうか?かなりの人が集まってるのが見えてきたわ!!!!!
ユニホームを着た子供達・・・それに今度は回りに親たちも見える・・・
どう見てもこれから表彰式が始まる会場だわよね?ね?ね?

自分を励まし、歩き続ける。
ぜーぜーはぁはぁぜーぜーはぁはぁぜーぜーはぁはぁ

ちっとも近づいてくるように思わないその人の集まりをひたすら目指して歩き続ける。

どうかまだ始まっていませんように。
てんきちの名前はまだ呼ばれていませんように。






ようやく辿り着いたときに愕然とした。





なんと少年達のそばに転がっているボールの形、どうみてもアーモンド形だよ(´Д⊂グスン


もしかして少年ラグビーil||li _| ̄|● il||li






も、もうダメ・・・・・

一歩もこれ以上風に逆らって歩くことは出来ない。
川上方向に目を凝らしてみたが、ここから見る限り全く人の集まっているようなところは見えない。
ってことはあと3キロ以上は・・・もしかしたら、いやもしかしなくっても5キロ以上は進まなければいけないのかもしれない。

いや待てよ。
川はわが町の北の某市から流れている川だ。
まさかこのまま上流を遡ってil||li _| ̄|● il||li




やーめた。


少年ラグビーを恨めしげに見つめながらとぼとぼとUターンしたサングラスの女、それはわたしですヽ(´▽`)/

帰りはほとんど漕がなくてもいいほど背中から風が後押ししてくれたと言ったらどんだけ風が強かったかお分かりいただけるはず。

たぶん明日かなり筋肉痛なのは間違いない。

帰ってきたら10時半だった。
1時間も自転車を漕いでたんだわたし!!!!!!!!





さぞかしいい運動になったことだろうよ。
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臭くなってるであろう洗濯物を取り出す元気もなかったので、そのまま乾燥ボタンを押す。

なーちゃんとすぅと一緒に座り込み、愛すべき情けない男の子ジョージマクフライの奮闘を観ていると、30分程して嬉しそうにそしてテレながら帰ってきたてんきち。
笑顔で、そう先ほどのことはおくびにも出さずに出迎えた。

行ったはいいが風に諦めて帰ってきただなんて口が裂けても言えなかった。


そんな訳で、サバイバルを急遽取りやめ。
兄さんの好きなお肉を買ってきた。


人生で初めて貰った大きくて立派な賞状には、自分の名前が堂々と書かれ、副賞として貰った金メダルが付いたカッコイイ形のキーホルダー。
カメラを向けるとてんきちは心底嬉しそうな顔をして金メダルをかじってみせた。


賞状

よかったね!てんきち!ヽ(´▽`)/



・・・・・・・・写真撮りにいけなくってゴメン つД`)・゚・。・゚゚・*:.。



今朝の体重→前日より200gの減。
明日はきっとたぶん絶対500gくらいは減ってるんじゃないかと期待。


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