実家にて快適な休暇中です(楽しそうな絵文字をここへ入れたと想定。今晩は父のパソコンにてログイン中なので、気の利いた絵文字ひとつ入っていない・・・・涙)

晩御飯日記はあくまでもてんきち家でのわたしの作った晩御飯に限定したいので、今日は晩御飯の写真はないのをお許しください。



昨日、オットに新大阪まで送迎してもらい、ホームで別れて一路わたしの実家のある地方へ。
数日前からなーちゃんは、自分たちは行くのだが、パパは行かない、ということを非常に気にしており、そのことに小さな心を痛めていたようあった。

なーちゃんは納得できないことがあるといつまでもいつまでもそのことを話題にする癖があるので、パパは新幹線に乗らないらしい事実を想像しては涙ぐんでいたのを、早速うれしげにオットに報告してやったわたし。

案の定オットは小躍りして喜び、なーちゃんに
「そうやねん・・・・・・パパは行けへんねん・・・・。」
と悲しげに顔を歪めて彼女を見つめ、同じように悲しそうにするなーちゃんを見るが否や
んじゃ、なーちゃんはパパと一緒に家に居るか!!!」
とふざけてなーちゃんの反応を面白がっていた。

なーちゃんはふざけたい気分ではなかった。
純真な乙女心を弄ばれた結果、なーちゃんはもうパパが新幹線に乗らないことに対してなんの悲しみも見せなくなった(当たり前だ)。


よって、昨日、いよいよ新幹線に乗ってパパと窓越しに手を振る時になっても涙の一つも見せなかった。
新幹線に意気揚々と乗り込み、おざなりにパパに手を振ると、さっさと帽子を脱ぎ、席に腰を落ち着け、後はもうパパのことを振り返りもしなかった(爆)








数年前までこの帰省、わたしはてんきちと2人だった。
ホームでパパにお別れし、新幹線に乗り込んだ後窓越しにパパに手を振る。

新幹線のドアが閉まり、音もなく列車は動き出し、パパはぐんぐん見えなくなっていく。






てんきちは必ず泣いていた。
わたしに隠れて。

男たるもの泣いたりしないと思っていたのか、それは定かではないが、彼はわたしに涙を見せないように窓のほうを向いたままTシャツの襟元や袖口で涙を拭いていた。


そんなてんきちの男泣きが窓に映るのをチラッと感じながら知らん振りしていた。


その姿は・・・・・・・・そう、あれだ。

まるで親の都合によって引き裂かれてしまい、女親に引き取られることになった悲劇の渦中の一人っ子そのものだった。



側の席に座る人々の好奇の目に晒されながら新神戸駅まで無言で俯くのだった・・・・・・・


あの頃は帰省中も毎晩家に電話し、今日は何を食べたかだの、もうお風呂には入ったかだの、仕事はどうかだの、今何のテレビを見てるかだの、なんだかんだと話したものだ。


今。



明日、ゴミの日やで!忘れんといてや!


水遣り、ちゃんとやってや!




以上。



あんまり羽を伸ばしすぎて羽を折らない様にね、オット!!!

帰省中も読んでくれてありがとう~
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