よしだたくろう、この人が居なかったらこんなにもフォーキーなじじいになっていなかっただろう。

多分彼を初めて聞いたのは「結婚しようよ」だと思う、なんか新しい香りがしたんだよね。歌謡曲ぽいけど

歌謡曲じゃない、かといってその頃のフォークのように説教臭くない、中学校2年のガキが生意気にもそんな風に思い好きになった。続いてシングル発売された「旅の宿」で完全に惚れてしまった。色気づいてきた時期に、どこか色っぽい歌詞がなんとなく背伸びしているガキに沁みた。

夏の部活終わり、すっかり暮れた空にほんのり秋の気配が感じる頃だったと思う、うる覚えの歌詞を口ずさみ自転車を漕いだ記憶がある。

最近現役を退いてしまったけれど、15の頃から66歳の今になるまでずっとフアンです。

この後も折に触れ、この人のことは書きます。