深夜族になり聴く洋楽も増えてきた。しかし今でもそうなのだが、英語が苦手、英語に限らず言葉として聞き取る能力が足りないのか、音にしか聞こえない。そんなわけでお気に入りの曲でも歌うことは苦手だった。(洋楽だけ)

高崎一郎さんや、糸井五郎さんが紹介するクールな曲を大好きだけど歌えないと、複雑な感情で聞いていたっけ。

ある日、中学校の休み時間、木造校舎の階段で同級生がごきげんな表情で何かを口ずさみながら降りてきた。すれ違いざま聞こえたのがお気に入りのアメリカ「名前のない馬」の1フレーズ。うわ、カッコイイと思った(少し悔しい)のを今でも覚えている。もちろん今でも大好きな曲だ、歌えないけど。