ひととき師匠 復刻版シリーズ。

 

第一作目完結である。

 

次作をお楽しみに。

 

ひととき師匠が不気味に笑う、あ、市民税課のお兄ちゃんかな?

 

もきち

 

不意に、


「もう2ヶ月生理来てないんだ」
 

と彼女が言い出す。
 

そもそも人より生理不順で、周期が短かい癖に何を呑気な…と思いながら
 

「お前、絶対妊娠してるって。病院行ったんか?」
 

「いや妊娠はしてないと思うよ、いつもの生理不順だから病院行ってない」
 

「いやいや、お前の生理不順は短くなるタイプやん!絶対妊娠してるから病院行け。それか検査薬で調べて自覚しろ」
 

「大丈夫、妊娠はしてないから」
 

「いやいや、絶対妊娠してる。ちゅうかそんなに酒飲んだらアカンやん!」

 

何とか説得して、近いうちに病院行く約束をさせた。
 

その代わり、暫く飲めなくなるかもしれないからとことん飲ませろ。という条件で(いいのかな…と思いつつ)
 
とことん飲むとなったら、自分が以前働いてた事もありガールズバー行きたいと言い出したので行く事に。

 

立って勧誘してる女の子を見定める彼女。見た目の気に入った女の子見つけて自分で話しかけていた。
 

「師匠―、このお姉さんの店行こう!」
 

俺の女の子の好みは一切無視である。
 

当然か。
 
店に入る前のエレベーター、やっと人目が無くなった事もあり、どちらからともなく久々のキス。

 

ライトでは無い、しっかり抱きしめあってのディープ。
 

しかしヒールのせいで身長は俺の方が低い。
 

一緒に乗っていたお姉さんの悲鳴が聞こえたが気にしない。
 
ガールズバーの中では、付いてくれる女の子達が同伴とかでは無いとわかると、みんな驚きの表情。

 

さらに俺が唇奪われる度にまた驚きが。
 
明け方まで飲んでぐでんぐでんの彼女を、帰りのエレベーターでまた抱きしめてキス。
タクシーに乗って彼女を家まで送って、10時間以上の飲み会終了。
 
???

 

ひとときの話は?
 

と思っているかも知れませんが、金貸した弱みにつけ込んで抱くなんて非道な事は私はやりません。
 
なので、この日に抱く事はありませんでした。

 

 

やれやタコ!