香川琢也のブログ-201011132226000.jpg

映画、「SP」観ました。

やっぱり予想通り、おもしろかった。欲を言えばもう少し上映時間がほしかった。1時間40分しかなかった。

2時間はしてほしい。

でも、この映画の続きの「SP 革命」がまた4月に上映されるらしい。


今回の映画は、やはり岡田准一のアクションと堤真一と、僕が尊敬してままならない香川照之の演技力が、めっちゃ素晴らしかった。

あと、見逃せないのが、真木よう子の存在だ。


シーンの中で、真木よう子が殴られて、その後、反撃するシーンがあるのだが、そこは鳥肌がたったほど格好いい女性の魅力を感じた。


この映画映画の監督は、本広監督だが、
この映画を撮影する前、出演者の真木よう子が妊娠して結婚をした。

なので、スタッフみんなは、当然、他の女優さんを代役にする予定と思っていたらしい。

でも、本広監督は、真木よう子でないとダメだと言い切り、撮影を一年先伸ばしにしたのである。

なので、真木よう子は、映画の中でも、とてつもない存在感があった。


これも真木よう子のすごさであり、魅力だろう。

代役の女優なんか、星の数ほどいるなかで、本広監督を一年も待たす力があるのだから…


それだけ、監督やスタッフに見込まれているだけでも、真木よう子はめっちゃ幸せやものと思う。


でも、それだけでなく私生活まで充実してるのだから、すごいっていうものじゃない。
おまけに、大河ドラマにも出演しているし…


ちなみに、子供は娘さんらしい。

真木よう子に似て、目鼻立ちがしっかりしていて可愛いようだ。


ここまで、すべてのカテゴリーの中で、成功している女優はそうはいない。




女優に限らず、基本、人って、何かを得ると何かを失うものだ。

せいぜい人間に持てる幸せというものは、両手に2つくらいなものだ。


仮に、もう1つ幸せがやってきても、その幸せを奪おうとしたら、最初に持っていた幸せを落としてしまう。
なので、せっかくつかんでも1つ落とすから差し引きゼロになってしまう。


でも、真木よう子みたいな人間は、もう1つ幸せがやってくると、両手がいっぱいやと今度は両脇にまで、はさんでしまう能力があるのだ。

しかも、両手と両脇に持っていても、まっすぐに道を歩ける強い人間なのだと思う。


ちなみに、僕みたいな人間は脇があまいから、両手に持ったら、あとはもう持てない。
万が一、両脇に持てたとしても、まっすぐに歩けない弱い人間なのだ


悲しいが事実なので受け止めなければならない。

けれど、いつまでも出来ない出来ないでは、あまりにも進歩がないので、40になるまでには、両手と両脇に持てるように、心の筋肉をつけておきたいと思っている。

思っているだけではダメか…

きちんとします
!!