映画、「SP」観ました。
やっぱり予想通り、おもしろかった。欲を言えばもう少し上映時間がほしかった。1時間40分しかなかった。
2時間はしてほしい。
でも、この映画の続きの「SP 革命」がまた4月に上映されるらしい。
今回の映画は、やはり岡田准一のアクションと堤真一と、僕が尊敬してままならない香川照之の演技力が、めっちゃ素晴らしかった。
あと、見逃せないのが、真木よう子の存在だ。
シーンの中で、真木よう子が殴られて、その後、反撃するシーンがあるのだが、そこは鳥肌がたったほど格好いい女性の魅力を感じた。
この映画の監督は、本広監督だが、
この映画を撮影する前、出演者の真木よう子が妊娠して結婚をした。
なので、スタッフみんなは、当然、他の女優さんを代役にする予定と思っていたらしい。
でも、本広監督は、真木よう子でないとダメだと言い切り、撮影を一年先伸ばしにしたのである。
なので、真木よう子は、映画の中でも、とてつもない存在感があった。
これも真木よう子のすごさであり、魅力だろう。
代役の女優なんか、星の数ほどいるなかで、本広監督を一年も待たす力があるのだから…
それだけ、監督やスタッフに見込まれているだけでも、真木よう子はめっちゃ幸せやものと思う。
でも、それだけでなく私生活まで充実してるのだから、すごいっていうものじゃない。
おまけに、大河ドラマにも出演しているし…
ちなみに、子供は娘さんらしい。
真木よう子に似て、目鼻立ちがしっかりしていて可愛いようだ。
ここまで、すべてのカテゴリーの中で、成功している女優はそうはいない。
女優に限らず、基本、人って、何かを得ると何かを失うものだ。
せいぜい人間に持てる幸せというものは、両手に2つくらいなものだ。
仮に、もう1つ幸せがやってきても、その幸せを奪おうとしたら、最初に持っていた幸せを落としてしまう。
なので、せっかくつかんでも1つ落とすから差し引きゼロになってしまう。
でも、真木よう子みたいな人間は、もう1つ幸せがやってくると、両手がいっぱいやと今度は両脇にまで、はさんでしまう能力があるのだ。
しかも、両手と両脇に持っていても、まっすぐに道を歩ける強い人間なのだと思う。
ちなみに、僕みたいな人間は脇があまいから、両手に持ったら、あとはもう持てない。
万が一、両脇に持てたとしても、まっすぐに歩けない弱い人間なのだ
悲しいが事実なので受け止めなければならない。
けれど、いつまでも出来ない出来ないでは、あまりにも進歩がないので、40になるまでには、両手と両脇に持てるように、心の筋肉をつけておきたいと思っている。
思っているだけではダメか…
きちんとします