【腰の振り方を忘れた女へ。】 | 相武万太郎オフィシャルブログ「六転び七転び八転びROCK。」(音楽、小説、酒)

相武万太郎オフィシャルブログ「六転び七転び八転びROCK。」(音楽、小説、酒)

ベッキーがテレビに出てるとチャンネルを変えてしまう男が、好きな音楽や小説を語ったり書いたりらじばんだりしています。音楽は洋楽ロックメインだったが最近はハロプロ大好きです。特にANGERME。

休日の昼下がり、俺はのんびりと風呂に浸っていた。



平日はなかなかゆっくり入れないからな。



とはいえ、体を休めることができるのかといえば、そうじゃない。女どもが一緒に入りたがるからな。



のんびりと体を洗い流していたのに、いつの間にか俺の隣にするりと入ってくる。俺はもっとゆっくりと疲れた翼を休めたいが、彼女たちは貪欲に俺を求めてくる。



下半身を慣れた手つきでこねくり回し、俺自身を虐めると、さっと手を引っ込めて俺の反応をみるのが、彼女たちのいつもの手だ。



俺は無理やりエレクトさせられた一物が暴発しそうになる。彼女たちの手業によってギリギリと締めつけられ、たまらなくなった俺自身は、もはや自分の意志とは無関係に、激しくグラインドしてゆく。



浴槽にはられた水面が、まるで鮭が爆ぜた濁流のように荒々しくはじけた。俺は全身全霊を傾けて、女どもに応えるように腰を振ったのだった。






(2011年4月24日発売『アヒルの玩具の独白』(ベレッタコーポレーション出版社)より抜粋)