死にたい。死にたい死にたい!
死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい
いい加減に。
もちろん俺は何度となく試している。だけど、死なない。死ねない。痛みすら感じられない。そんなわけで、俺は明治時代からずっと、死ねないでいる。
ふと思いついた。日本を離れて試してみたらどうだろうか?思い立ったが吉日(不吉なことをするのにな!)、グアムにいってみた。どうせ死ぬならあたたかい気持ちで死にたいのだ。
恋人岬に向かう。澄みきった青空が俺の死を歓迎してくれている。絶好の自殺日和だ!
人気のない岸壁にたち、何の躊躇いもなく飛び降りた。どうせ死ぬことはないだろう…
だがいつもと違って圧力を感じる。これは死ねるかもしれないと思った刹那、気を失いそうになるほどの痛みが襲った。これは本当に死ぬことになるかもしれない――
途端に死への恐怖が襲いかかって俺の首を絞めてゆく。真っ青な水面がみるみるうちに近づいてくるなか、俺が最期に叫んでしまった言葉は皮肉なことに「死にたくない!」だった。
死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない!
今、俺のまさにこの思念はどこから生まれたのだろう――俺は漂いながら、答えのない疑問を考えていた。
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