【通学恋愛】 | 相武万太郎オフィシャルブログ「六転び七転び八転びROCK。」(音楽、小説、酒)

相武万太郎オフィシャルブログ「六転び七転び八転びROCK。」(音楽、小説、酒)

ベッキーがテレビに出てるとチャンネルを変えてしまう男が、好きな音楽や小説を語ったり書いたりらじばんだりしています。音楽は洋楽ロックメインだったが最近はハロプロ大好きです。特にANGERME。

高校生になって電車通学になった。ある日を境に、二度寝しなくなった。理由は「彼」の存在だ。


彼は「サトシ」という名前で、私の近くにある男子校に通っている。出会ってから半年、彼についての情報はこれくらいだ。彼の友だちが、もっと積極的にインタビューしてくれたらいいのだけれど。


あっ、もうひとつ。くしゃっとなる笑顔が何ともいえない。イケメンって訳じゃないの。だからアスカとかに話してもきっと理解されないかもしれない。


でも、私だけが彼の魅力に気づいてるのかもと思うと、ちょっと嬉しい。


身長は多分――。私と15センチくらいの差だからちょうどいい( ´艸`)


いつか並んで歩きたい。そんなことを考える毎日。遅刻するわけ、ないよね。


ある日、グーゼンにも彼と超近い距離になった。私としては嬉しい反面、緊張のあまり顔が強張ってるかもしれないと、青くなった。


呼吸が荒くなったら恥ずかしい。吐息が彼に届かないよう、必死になる距離。つまり、真ん前なわけ。


私、たまらず下向いたの。そしたら、満員電車の悪戯は、私たちをぐっと寄せあったんだ。私の顔は、彼の胸板にぶつかった。とくん、という音が聴こえた。彼のシャツからシトラスの香りがした。



顔、あげらんないよっ!



そう思ったのに、次の瞬間、見上げてしまった。



「ごめん大丈夫?」



私に声かけてくれてると気づいた瞬間、目が覚めた。



ここのところずっと同じ夢を見てる。だけど今朝は彼とぶつかった。見上げてしまった。



今日私は、高校生になって初めて、二度寝したいと思った。サトシ君の温もりを、もう一度確かめたくて、思わず枕をぎゅっとしたのだった。