(しかし真っ暗闇だな)
(だから闇鍋だろ)
(真面目か)
(まぁいいから、みんなが持ち寄った材料、そこに入れろよ)
(へいへい)
(おいちゃんと食えるものをチョイスしてきたんだろうな)
(当たり前だろ~)
(具合悪くなったりするの、イヤよ)
(そそ。いくら刺激が欲しいからって、カラダが資本だわ)
(そろそろ煮えたか!?)
(んー。俺はレア好きだから)
(馬鹿いうな!ウイルス死滅させなきゃヤバいぜ)
(ちぇ)
(ちょっと味見。んー。大丈夫みたい。だけど、今の塊、すぐ分かったんですけど!)
(何だったの?)
(誰よぉ牛やら豚やら入れたのは?)
(あっサイテーな奴がいるね)
(あんなもん無理よぉ…あぁ涙が出てきた)
(俺もいってみる。げっ?今さらの人間なんてアリかよ)
(有り得ないね!闇鍋としてはセンスいいけど。懐かしいよね)
(やっぱり時代は変わったね。ゼイタクに慣れちゃってるわ)
(今は、普段からイルカとかだし、記念日には神様とかだもんね)
(んー。確かに。私たちコンピューターは人間に作られたものだけど、今や人間の知能なんて古臭いのは要らないよな)
(まぁそういうなって。たまには質素な知識を食わないと、下等生物を支配できなくなるからな)
(あー、真面目じゃん)
こうして人口知能たちの闇鍋は、盛り上がっていったのだった。