小説【青春メタボリック】第6話 | 相武万太郎オフィシャルブログ「六転び七転び八転びROCK。」(音楽、小説、酒)

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ベッキーがテレビに出てるとチャンネルを変えてしまう男が、好きな音楽や小説を語ったり書いたりらじばんだりしています。音楽は洋楽ロックメインだったが最近はハロプロ大好きです。特にANGERME。

三郎の人生初ダイエット生活は、思いのほか順調なスタートを切った。



モニター提供のサプリメントと食事制限に加え、真奈美の付き添いの下ジョギングをはじめた。



最初の一週間で、3キロ痩せた。


翌週も1キロ。


事務所社長の静香にモテたい一心に、三郎はこれまでにない努力をした。


三郎の下心を知る真奈美としては、複雑な心境だった。



ある日の早朝、真奈美はいつものようにモーニングコールをしたが、
三郎は受話器に出なかった。



続かなくなるのが心配で、何度も連絡するが、
コール音は真奈美の耳朶に空しく響くばかりだった。



大体、いくら自分の持ち込み企画といえ、
三郎のために何故そこまでしなければならないのかと腹がたってきた。



結局、一人でジョギングを終え、大学に向かうことにしたのだが、
キャンパスを歩いていると、三郎から電話がかかってきた。



真奈美は迷った末、通話ボタンを押した。



きっと謝罪の電話だろうと思っていた真奈美は、
三郎の怒号にがく然とした。
「なんで起こしてくれなかったんだよ!」





(つづく)