小説【黒猫】第2話 | 相武万太郎オフィシャルブログ「六転び七転び八転びROCK。」(音楽、小説、酒)

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ベッキーがテレビに出てるとチャンネルを変えてしまう男が、好きな音楽や小説を語ったり書いたりらじばんだりしています。音楽は洋楽ロックメインだったが最近はハロプロ大好きです。特にANGERME。

「お前には、興味ないんだ。むしろ怖い」



そんなこと、言われたことないわ。

あたしだって一年以上ナンバーワンの女よ。


「興味ない」はともかく、
「怖い」なんて言われる理由を知りたいじゃない。



それからね、あたしが彼のことをつけ回すようになったのは。



あら、最初はかわいいものよ。
彼がお店にくるたびについただけなんだから。



そのうち、彼があたしを怖いといいながらも、
時折見せる優しさに…あ、そっと髪を撫でてくれたりね…もっと興味を抱くようになってね。



まさか彼がいつしかあたしを望むようになり、
あたしも彼を望むなんてこと、
あるとは思ってなかった。



あたしは同伴なんてしなかったし
肌を重ねて情がわくタイプじゃないもの。



でも、彼にむちゃくちゃにしてもらいたかった。



だから店上がり、そっと彼の後をつけるようになったのよ。



まさかナンバーワンの女が、こんなはしたないことするなんてね。



でもね、彼があたしに振り向いてくれなくなった時、
何もかもがどうでもよくなった。



あたしはついに一線を越えてしまった。




彼のマンションに忍び込んでしまったの。