哀戦士編-外伝第15話【ククルス・ドアン】 | 相武万太郎オフィシャルブログ「六転び七転び八転びROCK。」(音楽、小説、酒)

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ベッキーがテレビに出てるとチャンネルを変えてしまう男が、好きな音楽や小説を語ったり書いたりらじばんだりしています。音楽は洋楽ロックメインだったが最近はハロプロ大好きです。特にANGERME。





こんなグルっぽを作ってしまうくらい、僕は食べることが好きだ。



料理もするし、友達に振る舞って「美味しい」の一言をもらえるのが好きだから、たびたびホームパーティーもやっている。




あくせく働くのが嫌になり、脱サラして居酒屋をやりたいと思っていた。



そのためには、居酒屋チェーン店で働いてみて、仕入れルートやノウハウなどを勉強したいと思って、
転職活動をしていたころがある。




まだ二十代、青かったんです。



いっぱしにやれると信じていたあの頃。

僕は仕事で感謝されることに飢えていて、笑顔が見られる商売を夢見ていた。



そう、子供たちの笑顔を守るために、ジオンから抜け出して島で暮らすククルス・ドアンのように。




ククルス・ドアンと僕の違いは、覚悟だと思う。




彼は子供たちの両親を殺害してしまった悔悟から、子供たちを守ってみせると固く誓っていた。




対して僕は甘っちょろい考えで、脱サラを夢物語にして現実逃避していただけのこと。



居酒屋なんて、開業するのはカンタンかもだが、続けるのは大変厳しい世界だ。



覚悟のなかった僕はそれを面接官に見抜かれ、思い知らされた。





僕は昔から、甘っちょろい奴だったのだ。



今転職活動をしていて思うのは、次の会社でずっとやっていく覚悟があるか?ということ。



逃避しても、逃避先で同じ壁にあたるのであれば、今踏ん張らないといけない。




転職がさらに自分を追い込んでしまうだけなのだから。