あたし?
そりゃもちろん、弟たちのためさ。
それ以外に働く理由なんて、ないよ。
こんな世の中、信じられるのはパンとお金しかないんだ。
そう思ってたよ。
だから多少危険な仕事でも引き受けたし、
あたしにとっては、地球連邦軍が勝とうがジオン軍が勝とうがどっちでも良かったんだ。
でもね、信じられるものができたっていうか。信じられる人がいるのはいいなっていうか。
あはっ、あたし何いってるんだろうね。
カイとは会って間もないっていうのに。
でも、カイみたいな純粋な人はいなかったんだ。あたしや弟たちを大事に考えてくれるし…
あたしも幸せをちょっと感じちゃったんだ。
だからさ、あたしはこれからどうしていけばいいのか分からなかったんだ。
でも、あの瞬間。