本日、
回目の更新です。
回目の更新です。高１の時の天下乃与太郎です。
■前回予告した「寺帰り24周年記念」のメイン記事です。
最近のような記憶なのに、もう24年も経つのか
16歳の誕生日を迎える２日前、３人の強面のおっさんに寝込みを襲われて、手錠を掛けられて誘拐されました。
中学の頃から何十回も捕まっていたので、管轄の警察署の刑事科の奴らはほぼ顔見知りでしたが、見たことのない３人組で人相も悪くて言葉遣いも横暴だったので、警察ではないことは分かりました。
その少し前にもヤクザに誘拐されて、命からがら逃げてきたので、その関係の奴らだと思いました。
しかし、車はその組の事務所の地域を通りすぎ、管轄の警察署である下鴨署に向かいました。
ある意味でホッとしたのは束の間で、車は下鴨署を通りすぎました
もしかすると、京都府警本部に向かっているのかなと思いましたが、車は京都市外に出て、田舎の山の方に向かっていきました
これは埋められる系だなと思いましたが、両サイドにオッサンがいるので逃げられない
そして山奥の寺に連れて行かれて、正座させられて怒鳴り倒されて、訳が分からなくてパニックでした。
とりあえず殺される雰囲気ではなかったけど、恐怖で反抗できる状況ではありませんでした。
寺というのは文字通り寺なのですが、寺跡を元ヤクザのオッサンが買い取って更生施設にしたものでした。
そしてプレハブに収容されて絶句しました
緑のカーペットの６畳くらいの部屋に、男女６人くらいが座って何かを作っている……
その光景はまさに、その数日前に見た夢と同じで、その夢を見た時に何か凄く嫌な気分になりました。
予知夢はよく見るのですが、予知夢を見るということは、運命は決まっているということです。
しかし、運命は変えることもできます。
実は拉致された日、たまたま早起きしたので学校に行こうと思っていたのです。
でも、少し早すぎるので二度寝していたら、オッサンに誘拐されたのでした。
結局、運命は変わっていないではないか！
いや、運命を変えるためには「発想即行動」が大切なのです。
ひらめきの行動は、メルカバー時代には特な大切になってくるでしょう。
プレハブの中ではテレビの端子盤という物を作らされていました。
指の力を使うので指が痛くなってくるのですが、朝から晩まで休憩なしで延々と作らされ、作るのが遅いと怒鳴られたり殴られたりするのです。
真冬の山奥で寒いのに、暖房がないどころか窓を開けさせられていて寒い寒い
この作業は基本的に女の仕事で、男は基本的に山の掃除でした。
芝刈りや木こり仕事ですが、疲れてきて動きがスローになってくると、「テキパキ動け！」と怒鳴られ、
集めた芝や切った木を焚き火の所まで運び下ろして、朝から晩まで山に登ったり下りたり繰り返し、登る時は「走れー！」と怒鳴られ、かなりの重労働でした。
建築でも同じようなハードワークはありますが、マトモな休憩時間がなく、休み時間は昼食の５分くらいしかありませんでした。
昼食はインスタントラーメンだけとか……。
死に物狂いで頑張ってても怒鳴り散らされ、イメージ的には男塾みたいな感じでした。
そこには、少年院や刑務所を体験した奴らも入所していましたが、「ここに比べると天国だった」と言っていました。
僕も、普通にただ生きているだけで幸せだったということを痛感しました。
僕が入所して暫くしてから金髪のデブのヤン女が入所して、厳冬の野外で全裸にされて、柱に縛り付けられて木刀で殴られ、何日間か放置されていて糞尿も垂れ流しでした。
死んでるんぢゃないかと思ったけど生きていて、１ヶ月くらいで随分と痩せていました。
しかし、なぜ連れて来られたのか不明で、なぜこんなことをさせられているのか、しかもいつ出れるかも分からないので、それが精神的に随分とヤラれました。
３年目とか５年目という奴らもいたので、完全に絶望感しかありませんでした。
僕はもともと死ぬ覚悟の根性で無謀な生き方をしてきた人間なので、寺でも例外ではありませんでした。
寺のオッサンに「お前、根性ある奴やなぁ」と言われて、タバコをくれたりしました。
そして何と！
僅か１ヶ月半で出所することができました。
その時の歓喜は筆舌に尽くし難いものでした。
帰宅して、部屋でジッとしているだけで幸福感に満たされていました。
当時は清水宏次朗に似てると言われてました。
老けたなぁ～
もし帰ってから更正できてなかったら連れ戻しだと脅されていたので、１ヶ月程は大人しく真面目にしていました。
しかし、１ヶ月ほど経つと恐怖も薄れてきて、寺のオッサンに強烈な殺意が芽生えてきて、連れ戻しに来たら殺してやると決意して、日本刀と一緒に寝ていました。
レプリカなので斬れませんが、先は尖っているので人の体ぐらいなら貫通する代物です。
そして、その怒りを毎夜毎晩、京都の鬼夜魔血でブチ撒けて、寺に入る前以上に狂気で残虐な暴れ方をしていました。
その１年後に、父親の会社のK会長と初めて対面しました。
母親の姉夫婦が僕の親から6000万円を騙し取って、更に僕の実家も乗っ取ろうとしていたことが発覚し、K会長が京都まで来ていたのでした。
そのときに何かの経緯で寺の話をしたら、
「よし！仕返しに行くぞ！
俺がそいつに同じ事させて金取ってやる」
と言っていましたが、僕の親が止めました。
ちなみに、母親の姉夫婦の事件は、母親の師匠の法華経の行者が予言していました。
それに対して母親は「そんなことは絶対ありえません」と否定していましたが、その行者は母親に次のように戒めていました。
「だから、あんたは甘いんですわ！
兄さん姉さんの言うこと聞いてたらドツボにハマりまっせ」
実際に予言は的中しましたが、それで何らかのカルマが解消したのだから、母親は姉夫婦に感謝しています。
6000万円は返って来なかったようですが、おそらくK会長が6000万円以上を姉夫婦から取って、自分のポケットに入れたのでしょう(笑)
本当かどうかは分かりませんが、K会長に会いたい人がコンタクトを取るのに5000万円必要だと言っていました。
僕が高2の冬、K会長に言われました。
「お前は不良か？
俺はヤクザに恐れられてる人間だぞ！」
そんなこと高校生の僕に言って威嚇されても^_^;
で、次のように言われました。
「俺がレールを敷いてやるからオーストラリアの大学に行け！
オーストラリアの広大な大地に立てばお前は大物になる！」
それでオーストラリアの大学に行く決心をして勉強を始めました。
中学1年から勉強をしていなかったので、高校3年生の1年間で、中1～高3までの6年間の勉強＋英語を中心に大学の受験勉強をしました。
もともとK会長のコネがあったので、実際に僕の学力で合格したのかどうかは不明です(笑)
たまにハッタリをカマす人で、僕が行ったオーストラリアの大学もK会長のコネですが、「俺がオーナーだ」と言っていました。
しかし、あとでよく考えると、オーストラリアの国立大学で何で日本人がオーナーやねん(笑)
でも、それは僕の勘違いかもしれません。
その大学の窓口になっていた予備校の理事長がK会長の弟だったので、K会長がその予備校のオーナーということだったのかもしれません。
国税に追われている時に警察署でかくまってもらって柔道を教えていたとか、政治関係の問題でアントニオ猪木を５メートルくらい投げ飛ばしたとか、体に銃弾が何発か埋まってるとか、○○省に乗り込んでSPを追い出して○○大臣をボコボコにしたとか^^;
どこまで本当か不明ですが、柔道の全国大会で４年連続優秀した記録があり、実際にそういうことをやりそうな豪快な人でした。
大学時代に、学生運動の暴動を止めてくれと警察からの依頼で、全国の右翼を総動員して鎮圧させたのがK会長です。
住専問題のときも、K会長の指示で僕の父親が裏を暴いて証拠を集めて検察を動かして、逮捕に至ったのでした。
「民間人なのに１人でよくこんな事ができましたね」と検察官に驚かれ、K会長の名前を出すと「それは無敵ですね」と言われたそうです。
大臣を集めて会議を開くときに緊急入院になり、僕の父親が代理で参加しているので、凄い人であることは確かです。
また、K会長は正義感が強いので、3000人くらいの部下を大手の企業や宗教団体にスパイとして送り込み、法律で裁けない巨悪を暴いて恐喝したりしていたりもしていたそうです。
それが分かったので、正義感の強い僕の父親は、証拠を集めてK会長を刑務所に叩き込んで絶縁したのです。
何が正義で悪か分かりませんね(笑)
FRIDAYかFOCUSという雑誌に「池田大作 vs K会長」という特集記事があったり、シリーズ物の漫画の主人公にもなっていて、出口王仁三郎並みに破天荒な人物でした。
漫画ではヤクザという設定になっていますが、
この漫画の主人公のモデルがＫ会長です↓
国家権力に歯向いながら政財界の裏の首領になっていくというストーリーですが、実際にそういう人物だったのです。
なぜ過去形かというと、刑務所から出所後、誰もが知っている某大臣を恐喝して、暗殺されたそうです。
現在、父親に毎月10万円を支援してくれている会長は、兆の資産を持っていて大臣クラスの特権を持っているそうです。
それも信じがたい話ですが、父親がその会長と一緒に歩いているときに、取り巻きに囲まれた○○元首相に遭遇したそうですが、○○元首相が会長に気づいて頭を下げたそうです。
兆の資産を持っている人が、なぜ10万円しか支援してくれないかというと、外為法に引っ掛かって１円も下ろせないらしく、その会長自身も人の支援で生活しているそうです(笑)
世の中は無茶苦茶な人ばっかりで、自分が如何にマトモであるかを如実に実感させられます(笑)
話が飛び過ぎましたが、高校時代の僕の狂気の炎に油を注いだのが寺のオッサンだったということです。
そして、17歳になってK会長というバックができて、ますます怖いもの知らずの暴君になっていったのでした。
今となっては良い思い出で、この時の経験があるから今の僕があると思えます。
「今となっては」というか29歳からの内観で、反省と感謝の気持ちでいっぱいになりました。
感謝してもしきれないし、反省というか懺悔の念も胸が引き裂かれるような苦しみを味わいました。
その無数の残虐行為のカルマも、魔界戦争で刈り取らされたと思います。
【両親への感謝】
（七つの燈台の点灯者の神示）
内観をすれば、人生で出会った全ての人や出来事に対して、反省と感謝ができるようになります。
その中で最も重要なことが人間関係の原点である両親への感謝で、一般的な内観やホ・オポノポノでも重視されています。
僕も寺から出てから、親に入れられたことを知って恨みましたが、そんな所だとは知らずに学校の薦めで僕の入所契約をしたそうです。
両親への反省と感謝という課題がクリアできないという人は、とりあえず親に対するネガティブイメージを一旦横に置いておきます。
そして、自分を生んでくれたことに対して深く感謝をして、育てられてきた上で嬉しかったことや感謝すべきことを１つでも多く見つけ出すことです。
その上で、（両親のことではなくても）人生での嫌な記憶に対して反省や感謝ができない場合、例えば悲しみや怒りの感情などが消えない場合は、天外メソッドが有効です。
それは次の言葉を宣言するだけです。
「この感情を祝福する」
『日月神示』にも次のように示されています。
「今は今の姿が真実ぞ。
そなたの頭で割り切れんと申してブツブツ申すでないぞ。
あるものそのものが真実であるぞ。
そのあるものを拝み、祝福してそこから出発せよ。
現在を祝福することは過去を、未来を、すべてを祝福することぞ。
たとえ如何なる現在も、その現在を祝福せねばならん。
喜びせねばならん。
喜び元と申してあろうがな」
「 一切に向かって涙せよ、懺ざん悔げせよ。
一切を受け入れ、一切を感謝せよ。
一切が自分であるぞ、一切が喜びであるぞ」
「何事に向かっても先ず感謝せよ。
ありがたいと思え。
初めはマネゴトでも良いぞ。
結構と思え、幸いと思え。
そこに神の力加わるぞ、道は感謝からぞ。
不足申せば不足うつるぞ。
心のままとくどく申してあろうが」
戸塚ヨットスクールの校長がこんなことを言っています↓
このような教育方針には賛成できませんが、僕も常に死と隣り合わせに生きてきたので、言っていることには同感です。
小６の時の担任は体育会系の男性教師でしたが、僕の母親にこう言ったそうです。
「与太郎くんは、もう僕の手には負えません」
僕にはこのように言っていました↓
「若木は嵐に育つ」
そして、次のように言われました↓
「お前の親父さんが『子供は親より悪くならない』と言ってたけど本当か？」
これは「親は子供を信じている」という意味ですが、僕がどれだけ荒れ狂っている時でも、僕を信じていたということで、子育ての上で最も大切な事だと思います。
担任から次のようにも言われました↓
「お前は将来、余程の大物になるか、どうしようもない人間になるか、どっちかだ」
確かに当たってる^^;
今のところ、どうしようもない人間なので、そろそろ反転しないと
しかし、今年は僕に大変化が起こるという予言もあるのです↓
↑有料だったので内容は見てませんが(笑)
寺のオッサンは10年位前に逮捕されたようで、検索したら色々と出てきます。
画像検索すると、僕の過去ログの写真も出てきました^^;
詳細は以下の記事をご覧ください。
▼寺に拉致監禁された経緯
▼不登校・非行と子育てについて
▼両親に感謝できるメソッド Part.4
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