出雲崎保育園見学会報告その二〜雑感〜「新潟県の保育水準にビックリしました」 | 子育て父ちゃんの絵本講座♪のブログ

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続きというか、
13日は急遽決定したにもかかわらず、
十日町、長岡、三条市から計6名ご参加いただきました!


東京都の保育園に勤めていた方が見学会に参加したのですが
出雲崎保育園の保育風景を見て
「東京で勤めていた保育園と同じ構成で懐かしい」
と評価してくださいました。


よくよく聞くと、
その方は結婚されて新潟県に来たのですが、
いざ保育園、幼稚園にお子さんを入れようと、
まわりの園に見学に行ったのですが


園はキャラクターものばかり
テレビなんて見せるのあたりまえ
一斉に同じものを作らせたりさせたりする
習い事ばかり宣伝してる…(*_*)


どこの園も微妙だったそうです。

そんな光景を目の当たりにして

『新潟県の幼児教育のあまりの低さに驚いた』

そうです。

念のため、もう一度いいますね、

『新潟県の幼児教育のあまりの低さに驚いた』


『新潟県の幼児教育のあまりの低さに驚いた』


あ、二度言っちゃいました(笑)


東京の保育園と同じ保育を出雲崎保育園はしていて
、ようやく見つけて安心した、と言ってました。

実は世界の水準からみても出雲崎保育園の保育自体は普通なのです。
日本の保育、幼児教育のやり方があまりに異常なのです。

その弊害は中学に及んでいるようです。


中学校教諭の参加者がいらっしゃったのですが
授業が「自習」となれば昔ならみんな喜んでましたよね?
だって好きなことできるから。

でも今は「自習」になると生徒は戸惑うそうです。
何をやっていいかわからない、なにもできないそうです。
大人が指示することしかやっていないので自主性が育っていないのです。

そんな生徒を見て、先生は
いまの子どもは自分で遊びや楽しみを見つけられない。
その原因は乳幼児期に具体的な遊びを十分していないからではないか?

と氣づかれたようです。


見学会2日間、他分野の参加者さんとお話して
本当に考えさせられました。

大人の都合を子どもに押し付けたため、
子どもが子どもらしく生きていないのが日本の現状です。
子どもを見守り、寄り添う力が日本の大人には欠落してしまいました。今こそ取り戻す必要があります。

これからも日本の幼児教育を考え、
氣づいた大人が少しでも良くしていくように
日々邁進していかなければなりません。
いま、そして未来の子どもたちのために。


これからも一般の方向けに素晴らしい保育をされている園の見学会や
遊びの重要性をお伝えする活動を個人的に続けていきますのでお楽しみに〜(^^)/