5/5に車のご祈祷をしてもらいました。
それから 子ども達を乗せて
虹子のお土産を届けに夫の実家に。
帰りに大きなイチゴを2パックもらって
そのまま 墓参りに出掛けたのです。
墓の通りにはいった時
人が目にはいってきます。
近づいてみると
ウチの隣の墓参りに訪れていたおじいさん。
野菜とか魚の競りをする人達が被っているような
青いキャップ型の帽子が目にはいります。
チャリをすぐそばに停めて
一所懸命 墓の敷地に落ちた松の葉をかき集めていました。
ウチの墓もおじいさんの墓も
細い道路に面していて
道路の向こう側の松の葉がいっぱい落ちてくるところにあって。
「いや~去年のお盆は右隣の墓の家族に会ったけど
今日は左隣りか~」って思い出していたら
そのおじいさんが線香を立てた後
徐にお経の紙を取り出して読んでいます…
と、その時 お経を読んでいる姿を見て
私は「( ゚д゚)ハッ! あきおさん(じいちゃん)だ!」と
1度も会ったことのない夫の祖父を思い出したのです。
よく片道40分かけて
自転車に乗って墓参りにきていたこと。
家でも仏壇の前でよくお経を読んでいたこと。
線香を焚きすぎて夫の学ランが線香臭くなっていたこと等など 何回か義母から聴いていたから・笑
そんなことを思い出して静かに興奮していた私に
おじいさんがホウキを手渡して
「このホウキで松の葉を掃除したらいいよ」って
( ´ー`)
私が借りたホウキで松の葉を集めている間
何を思ったか夫は
手桶に汲んできた水で車を拭き掃除し始めた~笑
墓の前ですること?(・_・;?
堀江さんが自転車とか乗り物のことを
「拡張身体」って話していたけど
なんか霊的身体と繋がってくる。
話は「おじいさん」に戻って。
私は松の葉を集め
車を拭き終わった夫に近づいて
「ねぇ じいちゃんみたいじゃない?」とヒソヒソ話すと夫もニヤニヤしながら
「オレもそう思ってた笑」とヒソヒソ。
「ホウキ借りたお礼にじいちゃんから貰ったイチゴ1パック渡そうか」って言ったら
「そうだね」と
ホウキとイチゴを持って話しかけているのでした。
お彼岸でも命日でもないけど端午の節句
一期一会のお話。
じいちゃん由来のY遺伝子も元気になりますように。
年末 ヘビロテしていたのは
VEZELのCM曲。
♪凍った愛が静かに溶け出したんだ♪
水が溢れてくる。