昨日は、ネッツテラス甲南さんで、イベントしてきたどうも~院長の池尻です。さすがに疲れましたわ…
離乳食は生後5・6カ月で始めるのだが、
「離乳食で特定の食べ物を除去すると食物アレルギーになりにくい」
っと思っている方も多いはず。実際に雑誌なんかにも、このようなことが書いてあることある。これをうのみにして、離乳食を始めた時に、牛乳・乳製品などの食べ物を与えないようにしている方も多いだろう。
実は…「科学的根拠がない」のだ。
日本の離乳ガイドhttp://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/03/s0314-17.htmlや小児アレルギー学会http://www.jspaci.jp/allergy_2016/chap04.htmlでは「離乳食で特定の食物を除去しても子供が食物アレルギーになりにくいとはいえない」っと言われております。米国やヨーロッパの小児科学会も同様で、アレルギーを発症していないのに予防的見地から除去食をすることを否定するのは世界的な動向です。
今現在も、離乳期の子どもを持つ保護者の中に、こう思っている人は多いので気を付けたい。でも、親としては何となく不安なので、ついついしてしまう(-"-)