アイリッシュリネンのスーツ | 天神山メンズスタイル

天神山メンズスタイル

天神山は、手抜きをしない本物の洋服を作り続けて40年、長く愛着を持ってお付き合いできる、時代に左右されない洗練された普遍のモデル、こだわりの正統派スタイルを提案し続けています。
京浜急行青物横丁駅より徒歩2分、赤煉瓦の建物です。
東京都品川区南品川5-8-21

今回は、昨年の新着で私も作り大好評だった「アイリッシュリネン」で作製したスーツの紹介です。

 

先週金曜日は春の嵐で激しい風雨の中、真冬用の重ための「ツイード・ガンクラブのジャケット」を着てきて、夏用の「ウール&リネン・ウインドウペインのジャケット」に着替えて帰り、気温が20度を超えた土曜日は「フランネル・グレンチェックのスリーピース」から、「強撚&軽量ソラーロのスリーピース」へと着替え、冬物から春を飛ばして夏物へと一気に衣替えを進め、日曜日は東京都心で28度を超え3月での最高気温を記録して、昨日からはスッキリしない天気となり、今後は梅雨に突入したかのよう雨の日が多くなる予報で、相変わらずの異常気象が続いている中で、今週末は「コーヂュロイのスーツ」から「アイリッシュリネンのスーツ」へと着替える予定で、着るものに悩みながらも衣替えを進めていきたいと思っているところです。

 

このジャケットをお借りした方は、2020年の6月に「麻グレンチェックのジャケット」を協力していただいていて、その時にも書いていますが、“お値打ち価格”「エスコリアル」「フランネル」「ツイード」など、限定素材を中心に加えていただきながら、だいぶ揃って作るものが無くなってきている中で、以前より気になっていた麻素材の「グレンチェック」を最終と言うことでしたが、その後もこのブログを見ていただきながら、遠方の為にメールでのやり取りで、カシミヤのオッドベストや、コーヂュロイのスラックス、更には「超極上カシミヤのポロコート」まで加えていただき、4年ぶりに来店され、今回が本当の最終と言うことで、この「アイリッシュリネンのスーツ」「ツイード・ヘリンボーンのスリーピース」を加えていただくことになりました。

 

この素材は、「アイリッシュリネン」と言えば本場アイルランドの“SPENCE BRYSON”社の、昨シーズン新着の「Kindare」コレクションで、毎年好評でド定番の「Tropical」シリーズより少し軽い350gの重さで、ザックリとした粗めの織り方がカジュアル感を増して、目の詰まった「トロピカル」シリーズと同じで目方がある為、使い込むほど麻本来の味を引き出してくれる、近年のカジュアル傾向が勢いを増して進んでいる中で、天神山流”でしつこく提案し続けているクラシックでエレガントな“正統派スタイルの着こなし”には欠かせない貴重な夏の定番素材ではないでしょうか。

 

モデルは、この方の体型とスタイルに合っている「RESZ」(ローマンイングリッシュ)を使い、シングル3ツ釦段返り、スタンダードにフラップポケットのサイドベンツにして、スラックスもスタンダードに2プリーツにしています。

 

今回のコーディネイトは、オックスフォードストライプのボタンダウンシャツに、ボーダーのニットタイを締めて、ペーズリーのポケットチーフをスクエアーに飾り、靴は天神山オリジナル”で作製した濃茶スエードのタッセルスリップオンで決まりですね。

 

昨年も書いていますが、この“SPENCE BRYSON”社の新着「Kindare」コレクションは12色展開で、近年人気の「フランネル」と言えば“FOX BROTHERS”社の、昨シーズンの新着ブック「FOX LINEN」と全く同じ生地で、有名ブランドに拘る方でなければ、親会社(生地商)が扱っている為お値打ち価格”にてお作りすることができます。

 

2月にも書いていますが、毎年好評の「アイリッシュリネン」「トロピカル」シリーズは、私もスーツ2着とパンツを作っていて、2着目、3着目と増やされる方が多く、蒸し暑い夏でもパンツはしっかりとしていて、シワは気にならず、麻特有のヒンヤリ感が快適で、ジャケットはちょっと重たく暑いですが冷房に効いた室内なら問題なくと、まだお持ちでない方には試してほしい素材で、価格高騰が続いている近年では最安値のお値打ち価格”にて提供していて、昨シーズンからは色も増やし、ヘビーウエイトの「タイロン」、今回紹介の「キルデア」シリーズ、少し軽いヘリンボーン織りの「グリン」、シャツ生地の「クインティン」シリーズと、更には今シーズン加わった軽量280gの「リスモア」シリーズも加わり、「アイリッシュリネン」コレクションが充実していますので、これから始まる盛夏シーズン用に是非加えられてはと思っています。

 

 

 

<洋服のお直し&リフォームサービスのお知らせ>

2021年6月より弊店TENJINYAMA”の3Fに工房を開設いたしましたので、技術と服飾のプロフェッショナルにお気軽にご相談ください。

 

 

 

<店舗のご案内>

店舗住所:〒140-0004 東京都品川区南品川 5-8-21 

電話番号:03-6228-7321 

FAX:03-5479-8077 

メールアドレス:tenjinyama@kogaya.co.jp

HP:http://www.tenjinyama.jp/

定休日:日曜日・月曜日・祝日

営業時間:10:00~18:00

※密集を避けるため、ご予約制とさせていただきます。

 ご来店の際は、前日までにご予約いただけると助かります。

 

4月7日(日)、8日(月)、14日(日)、15日(月)、21日(日)、22日(月)、29日(月、祝)、5月2日(木)~6日(月、ゴールデンウィーク)、12日(日)、13日(月)、19日(日)、20日(月)、26日(日)、27日(月)はお休みさせていただきます。

 

 

※最寄駅は京急青物横丁より徒歩2分、JR大井町より徒歩10分です。

京急青物横丁駅からは、改札出て大井町方面の歩道橋を渡り、突き当りの左階段を降りて、20mで最初の曲がり角右折、突き当り左折、少し進み右手角に赤レンガの建物TENJINYAMA”到着

 JR大井町駅からは、横浜からは一番前、東京からは一番後ろの車両に乗り、東出口改札を出て左に20mほど進み、左折してすずらん通りを抜け、ゼームス坂を進み下りかけた、右手の高級マンションを越えたところ右折し遊歩道を進み階段を降りて、右手に坂を下って突き当り左折、突き当り左折で少し進んで赤レンガの建物“TENJINYAMA”到着

 

※建物脇に駐車場もございます。

お車でのお越しは、横浜方面から第一京浜(国道15号線)の青物横丁交差点を越え、角のりそな銀行脇の道左折、突き当り左折、細い道を直進してまもなく右手に赤レンガの建物“TENJINYAMA”到着

 東京方面から第一京浜(国道15号線)の品川駅を越え蒲田方面に進み、山手通りを越えて信号1個目の「南品川4丁目」の交差点を右折、道なりに進み信号2個目の「南品川5丁目西」で左折、すぐの細い道を右折、道なりに250mほど進んだ左手に赤レンガの建物“TENJINYAMA”到着