ニットベストとオッドベスト | 天神山メンズスタイル

天神山メンズスタイル

天神山は、手抜きをしない本物の洋服を作り続けて40年、長く愛着を持ってお付き合いできる、時代に左右されない洗練された普遍のモデル、こだわりの正統派スタイルを提案し続けています。
京浜急行青物横丁駅より徒歩2分、赤煉瓦の建物です。
東京都品川区南品川5-8-21

今年初めてのブログの書き込みです。

2024年も1年間、お付き合いよろしくお願いいたします。

 

 

今回は、暑がりなのに寒がりの私にとって必需品の「ニットベスト」「オッドベスト」を着ての2年ぶりの登場です。

 

年明け元旦の夕方の能登半島大地震で被災された皆様へ心よりお見舞い申し上げます。

私の住んでいる横浜は年末から年明けにかけて暖かい日が続いていましたが、今週に入って真冬らしい陽気へとやっと移行して、長い冬期休暇で冷えきった店に入った途端に凍えるような寒さを体感し、暖房の設定温度を高めにしてもなかなか温まらず、足元の電気ストーブに頼りながら、下降路線真っ只中の身体を気遣いつつ、これからの2カ月間は身も心も温まる真冬の“正統派スタイルの着こなし”で、身体と気持ちを引き締めてコーディネイトを楽しんでいけたらと思っています。

 

前期高齢者へ仲間入りして1年が過ぎた私自身が、近年意識して“セパレート・スタイル”のアイテムを増やし続けている中で、特に秋冬シーズンは気候に合わせた様々なコーディネイトを楽しみながら、暑がりなのに寒がりの私にとっては必需品の「ニットベスト」2着と「オッドベスト」1着を今シーズン新たに加え、昨年の12月よりフル活用させ、2023年の冬シーズンの気分も高まってまいりましたので、2年2か月ぶりに「今日の着こなし」にて紹介させていただくことにいたしました。

 

まずは今シーズン新調した「フェアアイルのVベスト」から、昨シーズンの終わりに作った「コーデュロイのスーツ」に、タッターソールのセミワイドカラーシャツ、“Petrnius”社のウール・ニットタイ、“DRKAES”社のウール&シルクのポケットチーフ、靴は天神山オリジナル”で作製した濃茶スエードの逆折込みのキャップトウです。

 

今シーズン新調した「ジーロングラムの前開きニットベスト」は、「ツイード・ガンクラブチェックのジャケット」に、白抜きストライプのセミワイドカラーシャツ、ソリッドのウールタイ、“DRKAES”社のウール&シルクのポケットチーフ、モールスキンのスラックスに、靴は“天神山オリジナル”で作製した濃茶スエードのモンクストラップです。

 

40年以上前に“信濃屋”で購入した「ラムズウールの前開きベスト」は、「ツイード・グレンチェックのジャケット」に、タッターソールのボタンダウンシャツ、ソリッドのウールタイ、ウール&シルクのポケットチーフ、グレーフランネルのスラックスに、靴は天神山オリジナル”で作製した中茶スエードのキャップトウ・モンクストラップです。

 

18年前に天神山オリジナル”で作製した「カシミヤ・リブ編みの前開きベスト」は、「ツイード・千鳥格子のピンチバック・ジャケット」に、オックスフォード・ロンドンストライプのセミワイドカラーシャツ、“天神山オリジナル”で別注したタータンチェックのウールタイ、ペーズリーのポケットチーフ、グレーフランネルのスラックスに、靴は天神山オリジナル”で作製した濃茶スエードのフルブローグです。

 

今シーズン新調した「スーパー180’sコーデュロイのオッドベスト」は、「カシミヤ・ウインドウペインのジャケット」に、200双ストライプのセミワイドカラーシャツ、“Ermenegilda Zegna”社の千鳥格子・ウールタイ、ペーズリーのポケットチーフ、キャバリーツイールのスラックスに、靴は天神山オリジナル”で作製した濃茶スエードのタッセルスリップオンです。

 

3年前に作った「ヴィンテージ・カシミヤのオッドベスト」は、「シェットランド・グレンチェックのジャケット」に、オックスフォード・白抜きストライプのセミワイドカラーシャツ、“Brioni”の水玉・ジャカードタイ、ペーズリーのポケットチーフ、キャバリーツイールのスラックスに、靴は天神山オリジナル”で作製した濃茶スエードのキャップトウ・モンクストラップです。

 

3年前に作った「モールスキンのオッドベスト」は、「ツイード・ピンチェックのピンチバック・ジャケット」に、“天神山オリジナル”で別注したタータンチェックのウールタイ、ペーズリーのポケットチーフ、グレーフランネルのスラックスに、靴は天神山オリジナル”で作製した濃茶スエードのフルブローグです。

 

5年前に作った「タッターソールのオッドベスト」は、「ツイード・ヘリンボーンのスーツ」に、ストライプのセミワイドカラーシャツ、ソリッドのウール・ニットタイ、ペーズリーのポケットチーフ、靴は天神山オリジナル”で作製した黒スムースレザーのフルブローグです。

 

2年前に作った「ブラックウォッチのオッドベスト」は、「スーパー140’sウーステッドのブレザー」に、ロンドンストライプのクレリック・セミワイドカラーシャツに、“天神山オリジナル”で別注した2色ストライプのレップタイ、DRKAES”社のポケットチーフ、厚手サージのスラックスに、靴は天神山オリジナル”で作製したブルースエードのプレーントウで決まりですね。

 

私にとって真冬シーズンには無くてはならないアイテムのベストですが、身も心も温まるし、古い上着と合わせても新鮮に見えるし、色々なコーディネイトも楽しめるしと、良いことばかりなので、冬シーズンのカジュアルスタイルに活用されることをお勧めします。

 

今シーズンは、この9セットのアイテムに加え、今シーズン新調した「チョークストライプのスリーピース」と、昨年作った「ツイード・ホームスパンのスリーピース」、一昨年作った「カシミヤのダブルブレスト・ジャケット」を中心に、2月末までのローテーションを組んでいこうと思っています。

 

 

 

<洋服のお直し&リフォームサービスのお知らせ>

2021年6月より弊店TENJINYAMA”の3Fに工房を開設いたしましたので、技術と服飾のプロフェッショナルにお気軽にご相談ください。

 

 

 

<店舗のご案内>

店舗住所:〒140-0004 東京都品川区南品川 5-8-21 

電話番号:03-6228-7321 

FAX:03-5479-8077 

メールアドレス:tenjinyama@kogaya.co.jp

HP:http://www.tenjinyama.jp/

定休日:日曜日・月曜日・祝日

営業時間:10:00~18:00

※密集を避けるため、ご予約制とさせていただきます。

 ご来店の際は、前日までにご予約いただけると助かります。

 

1月14日(日)、15日(月)、21日(日)、22日(月)、28日(日)、29日(月)、2月4日(日)、5日(月)、11日(日)、12日(月、祝)、18日(日)、19日(月)、25日(日)、26日(月)はお休みさせていただきます。

 

 

※最寄駅は京急青物横丁より徒歩2分、JR大井町より徒歩10分です。

京急青物横丁駅からは、改札出て大井町方面の歩道橋を渡り、突き当りの左階段を降りて、20mで最初の曲がり角右折、突き当り左折、少し進み右手角に赤レンガの建物TENJINYAMA”到着

 JR大井町駅からは、横浜からは一番前、東京からは一番後ろの車両に乗り、東出口改札を出て左に20mほど進み、左折してすずらん通りを抜け、ゼームス坂を進み下りかけた、右手の高級マンションを越えたところ右折し遊歩道を進み階段を降りて、右手に坂を下って突き当り左折、突き当り左折で少し進んで赤レンガの建物“TENJINYAMA”到着

 

※建物脇に駐車場もございます。

お車でのお越しは、横浜方面から第一京浜(国道15号線)の青物横丁交差点を越え、角のりそな銀行脇の道左折、突き当り左折、細い道を直進してまもなく右手に赤レンガの建物“TENJINYAMA”到着

 東京方面から第一京浜(国道15号線)の品川駅を越え蒲田方面に進み、山手通りを越えて信号1個目の「南品川4丁目」の交差点を右折、道なりに進み信号2個目の「南品川5丁目西」で左折、すぐの細い道を右折、道なりに250mほど進んだ左手に赤レンガの建物“TENJINYAMA”到着