オリジナルシューズ 復活 第3弾 | 天神山メンズスタイル

天神山メンズスタイル

天神山は、手抜きをしない本物の洋服を作り続けて40年、長く愛着を持ってお付き合いできる、時代に左右されない洗練された普遍のモデル、こだわりの正統派スタイルを提案し続けています。
京浜急行青物横丁駅より徒歩2分、赤煉瓦の建物です。
東京都品川区南品川5-8-21

今回は、多くの要望に応え復活させた天神山オリジナル”で作製した、中茶スエードと濃茶スムースレザーの「タッセル・スリップオン」の紹介です。

 

明日から9月というのに最高気温も真夏並みが続き、終わりが見えない厳しすぎる残暑の中、暑がりで異常な汗かきの私は6月半ばから着始めた麻シャツを当分の間は手放せそうにもなく、真夏の装いから脱出できず、そんな中で秋冬シーズンの新着生地も到着し、来週からは「コーデュロイ」「フランネル」など出来上がりも続々と到着し始めるので、気持ちだけでも秋冬シーズンへと移っていきたいと思っています。

 

上の中茶スエードをお借りした方は、2020年の5月にコットンギャバジンの「ライダーコート」を作られてからのお付き合いで、その後、SCHNEIDERS「ローデンコート」や、“William Lockie”社のニットコレクション、更には、弊店TENJINYAMA”のメインアイテムのスーツやジャケットをハイペースで作られ、このブログにもたくさん協力していただいていて天神山オリジナルシューズ”は昨年の8月にお知らせした最終回がきっかけとなり、今回と同じスエードの「タッセル・スリップオン」を濃茶と2色作られ、クラシックなフォルムと履きやすさ満点を味わっていただきながら、今年の復活がきっかけとなり黒のスムースレザーでもタッセルを加えていただき、今回は活用頻度が多いスエードをもう1足ずつ加えていただくことになりました。

 

下の濃茶スムスレザーをお借りした方は、弊店“TENJINYAMA”が2004年にオープン当初より長いお付き合いをさせていただいていて、近年は消耗の激しい夏シーズンのものを中心に加えられてと、毎回お借りするたびに書いていましたが、月一で店に寄られている特権で、店頭のお値打ち価格の“デットストック生地”など、私と同じ作りたい病が治まらず選りすぐりのお値打ち素材でシーズン問わず加え続けていて、そんな中天神山オリジナルシューズ”はなぜか付き合いが浅く2020年の12月に、お値打ちの最終価格”がきっかけとなり、今回と同じ限りなく黒に近い濃茶のスムースレザーのU+ウイング飾りの「アンティーク」モデルをお初で試していただき、その後、ジャケット用に濃茶スエードで「モンクストラップ」を加えていただき、今回はオリジナルシューズ復活に協力していただき3足目を加えていただくことになりました。

 

この「タッセル・スリップオン」モデルは、2012年の4月に紹介(オリジナルシューズ 18回目 | 天神山メンズスタイル (ameblo.jp)していますが、「白井さん」からお借りしたアメリカ製「JOHNSTON&MURPHY」社の現物を参考にさせていただいて、やっとの思いで実現まで漕ぎ着けたもので、甲革はイギリス“CHRLES F STEAD”社のスーパーバック(毛足の短い)のOLD SNUFF(中茶)スエードと、本格靴には相応しい一定の品質を維持し続けているフランスのタンナー“ANNONAY”社の黒に限りなく近い濃茶のスムースレザーを使用し、“ハンドソーンウエルテッド製法”「九分半仕様」ならではの、外側と内側の張り出したコバから角度のある削りからのベベルトウエストの絞りを強くして、ソールは溝伏せ縫いの半カラス仕上げで、踵内側を丸く削り、限りなく細かい出し縫いステッチは、エレガントさ漂う何気ない色気と職人の技が表現されています。

 

天神山オリジナルシューズ”が、今年の3月より復活して3回目の紹介となりましたが、表革は1枚で4~5足作れる為に、作る方を募ってから作製をスタートさせていて、春夏シーズンということもあってか「タッセル・スリップオン」が、黒スムースレザー4足と今回の2足と人気のモデルです。

 

今現在、スムースレザー(表革)の黒と中茶のご予約が1足ずつ入っていますので、黒ではドレスシーンに活躍する「キャップトウ」や、「チョークストライプ」に合わせて私が作った「フルブローグ」、中茶では「ツイード」に合わせて外羽根の「Uチップ」や、工芸品の「アンティーク」モデルなど、スムースレザーで作られる方を募っているところです。

 

前回も書いていますが、副資材の高騰で最終価格”より少し価格も高くなり、ゆっくりペースでお時間を頂ければお作りすることが出来ますので、クラシックなフォルムと“ハンドソーンウエルテッド製法”ならではの履きやすさ満点の天神山オリジナルシューズ”を、再び試していただけたらと思っています。

 

 

 

<洋服のお直し&リフォームサービスのお知らせ>

一昨年6月より弊店“TENJINYAMA”の3Fに工房を開設いたしましたので、技術と服飾のプロフェッショナルにお気軽にご相談ください。

 

 

 

<店舗のご案内>

店舗住所:〒140-0004 東京都品川区南品川 5-8-21 

電話番号:03-6228-7321 

FAX:03-5479-8077 

メールアドレス:tenjinyama@kogaya.co.jp

HP:http://www.tenjinyama.jp/

定休日:日曜日・月曜日・祝日

営業時間:10:00~18:00

※密集を避けるため、ご予約制とさせていただきます。

 ご来店の際は、前日までにご予約いただけると助かります。

 

9月3日(日)、4日(月)、10日(日)、11日(月)、17日(日)、18日(月、祝)、23日(土、祝)、24日(日)、25日(月)、10月1日(日)、2(月)、8日(日)、9日(月、祝)、15日(日)、16日(月)、22日(日)、23日(月)、29日(日)、30日(月)はお休みさせていただきます。

 

 

※最寄駅は京急青物横丁より徒歩2分、JR大井町より徒歩10分です。

 京急青物横丁駅からは、改札出て大井町方面の歩道橋を渡り、左階段を降りて、20mで最初の曲がり角右折、突き当り左折、少し進み右手角に赤レンガの建物“TENJINYAMA”到着

 JR大井町駅からは、横浜からは一番前、東京からは一番後ろの車両に乗り、東出口改札を出て左に20mほど進み、左折してすずらん通りを抜け、ゼームス坂を進み下りかけた、右手の高級マンションを越えたところ右折し遊歩道を進み階段を降りて、右手に坂を下って突き当り左折、突き当り左折で少し進んで赤レンガの建物“TENJINYAMA”到着

 

※建物脇に駐車場もございます。

お車でのお越しは、横浜方面から第一京浜(国道15号線)の青物横丁交差点を越え、角のりそな銀行脇の道左折、突き当り左折、細い道を直進してまもなく右手に赤レンガの建物“TENJINYAMA”到着

 東京方面から第一京浜(国道15号線)の品川駅を越え蒲田方面に進み、山手通りを越えて信号1個目の「南品川4丁目」の交差点を右折、道なりに進み信号2個目の「南品川5丁目西」で左折、すぐの細い道を右折、道なりに250mほど進んだ左手に赤レンガの建物“TENJINYAMA”到着