超軽量・三者混のジャケット 2回目 | 天神山メンズスタイル

天神山メンズスタイル

天神山は、手抜きをしない本物の洋服を作り続けて40年、長く愛着を持ってお付き合いできる、時代に左右されない洗練された普遍のモデル、こだわりの正統派スタイルを提案し続けています。
京浜急行青物横丁駅より徒歩2分、赤煉瓦の建物です。
東京都品川区南品川5-8-21

今回は、今シーズン一押しの超軽量「三者混」素材で作製したジャケットの2回目の紹介です。

 

先週末からの雨で日中の気温が20度に届かず少し肌寒さを感じながら今週がスタートし、昨日は各地で今年の最高気温を更新し、東京都心でも30度を超え真夏並みの暑さとなり、本日も朝から暑く真夏日となれば5月に2日連続は記録更新となりそうで、店では冷房に頼りながら水分補給をこまめにして、私の服装も綿麻混&麻100%シャツを早くも着始め、それでも暑すぎて日中は上着を羽織れずと、暑がりで異常な汗かきの私の最も苦手なシーズンへと突入してしましました。

 

上(ベージュ色)のジャケットをお借りした方は、昨年の9月にも「トロフェオ カシミヤ・ヘリンボーンのジャケット」を協力していただいていて、その時にも書いていますが、2020年の春から“新型コロナ”の影響で遠方より来店できず、仕事のストレスも解消できず、そんな中で、一昨年の春夏シーズンは電話とメールにて「シアサッカー」「三者混の千鳥格子」とスーツ3着お作りになられ、一昨年7月に1年半ぶりに来店され、その後も来店及び作る頻度が増しながら、昨年の春夏シーズンは「強撚&軽量ソラーロ」のスーツからスタートし、「超軽量カシミヤ&シルク・ヘリンボーン」「ウール&リネン・ウインドウペイン」のジャケットと2年連続で3着加えていただき、今シーズンは私自身も作った一押し生地をまずは試していただくことになりました。

 

モデルは、弊店では一番スタンダードな「RESZ」(ローマンイングリッシュ)を使い、シングル3ツ釦段返り、3パッチポケットのサイドベンツにしています。

 

今回のコーディネイトは、ストライプのラウンドカラー・クレリックシャツに、シルク&リネン・大柄チェックのネクタイを締めて、天神山オリジナル”で別注したアイリッシュリネンのポケットチーフをスリーピークスで飾り、同時に作っていただいたシルク混フレスコのスラックスを合わせ、靴は天神山オリジナル”で作製した濃茶スムースレザーのタッセルスリップオンで決まりですね。

 

下(ブルー色)のジャケットをお借りした方は、昨年の11月に「グレンチェックのジャケット」を協力していただいいて、その時にも書いていますが、2004年から天神山流”でしつこく提案し続けている、クラシックでエレガントな拘りコレクションを、毎シーズン小物も含めトータルで加えられ既に作るものが無くなってきている中で、昨シーズンは超軽量「カシミヤ&シルク・ヘリンボーン」のジャケット、更に6月には店頭現物生地のお値打ち価格”がきっかけで、秋用にとトロフェオカシミヤの「フェザントアイ」のジャケットと、私と同じで作りたい病が悪化しつつ、今シーズンはベージュの方と同じで一押し生地をまずは加えていただくことになりました。

 

モデルは、この方の最近のお気に入り「NCRC」(オールドカラチェニ)を使い、シングル3ツ釦段返り、3パッチポケットのサイドベンツにして、こだわりの「手穴仕上げ」にしています。

 

今回のコーディネイトは、ストライプのラウンドカラー・クレリックシャツに、“Petrnius”社ペーズリー柄のフレスコタイを締めて、天神山オリジナル”で別注したアイリッシュリネンのポケットチーフをスクエアーに飾り、同時に作っていただいたシルク混フレスコのスラックスを合わせ、靴は天神山オリジナル”で作製した濃茶スムースレザーのタッセルスリップオンで決まりですね。

 

この素材は、イタリアを代表する世界最高峰の生地メーカー“Ermenegildo Zegna”社の、ジャケット生地としては超軽量190gの重さと、ウール47%、シルク28%、リネン25%と良いとこどりの「三者混」で、“ゼニア”社ならではのハイクラスな雰囲気と、「三者混」なのに柔らかい贅沢な質感は、蒸し暑い盛夏シーズンでも最高の着用感を味わえ、気品あふれる大人のムード漂う優れものの素材ではないでしょうか。

 

1回目の紹介の時にも書いていますが、私自身と共に今回のお二方も作られ4月末に紹介している、超極上&超軽量素材の「カシミヤ&シルク・ヘリンボーン」ヘリンボーンのジャケット | 天神山メンズスタイル (ameblo.jp))が、半額以下超お値打ち価格”だったこともあり大好評で今シーズンも既に何着かは作製中で、だいぶ在庫が少なくなってきている中で、新たに加わった今シーズン一押しの超軽量「三者混」は全5色展開で、私自身4月から何回か着用して軽さとサラッとした着心地に今シーズンのお気に入りの1着となり、真夏でも着用可能な超軽量素材ですので、異常気象が続いて酷暑になりそうな今年の夏を乗り切っていこうと思っています。

 

 

 

<洋服のお直し&リフォームサービスのお知らせ>

一昨年6月より弊店“TENJINYAMA”の3Fに工房を開設いたしましたので、技術と服飾のプロフェッショナルにお気軽にご相談ください。

 

 

 

<店舗のご案内>

店舗住所:〒140-0004 東京都品川区南品川 5-8-21 

電話番号:03-6228-7321 

FAX:03-5479-8077 

メールアドレス:tenjinyama@kogaya.co.jp

HP:http://www.tenjinyama.jp/

定休日:日曜日・月曜日・祝日

営業時間:10:00~18:00

※密集を避けるため、ご予約制とさせていただきます。

 ご来店の際は、前日までにご予約いただけると助かります。

 

5月21日(日)、22日(月)、28日(日)、29日(月)、6月4日(日)、5日(月)、11日(日)、12日(月)、18日(日)、19日(月)、25日(日)、26日(月)はお休みさせていただきます。

 

 

※最寄駅は京急青物横丁より徒歩2分、JR大井町より徒歩10分です。

 京急青物横丁駅からは、改札出て大井町方面の歩道橋を渡り、左階段を降りて、20mで最初の曲がり角右折、突き当り左折、少し進み右手角に赤レンガの建物“TENJINYAMA”到着

 JR大井町駅からは、横浜からは一番前、東京からは一番後ろの車両に乗り、東出口改札を出て左に20mほど進み、左折してすずらん通りを抜け、ゼームス坂を下り、右手の高級マンションを越えたところ右折し遊歩道を進み階段を降りて、右手に坂を下って突き当り左折、突き当り左折で少し進んで赤レンガの建物“TENJINYAMA”到着

 

※建物脇に駐車場もございます。

お車でのお越しは、横浜方面から第一京浜(国道15号線)の青物横丁交差点を越え、角のりそな銀行脇の道左折、突き当り左折、直進してまもなく右手に赤レンガの建物“TENJINYAMA”到着

 東京方面から第一京浜(国道15号線)の品川駅を越え蒲田方面に進み、山手通りを越えて信号1個目の「南品川4丁目」の交差点を右折、道なりに進み信号2個目の「南品川5丁目西」で左折、すぐの細い道を右折、道なりに250mほど進んだ左手に赤レンガの建物“TENJINYAMA”到着